209/297
209幕目 歯止め
ミスティ「あ、戻ってきた」
雨宮「みん…な」
ミスティ「あれ!?倒れた!?どうしたんだ!?REXに連ら……」
ミスティは何やら絶句しているようだった。
ミスティ「…クソ…あっちで死んでる…それじゃ…雨宮も…精神だけ…ここに転送されているのか…?」
私は動けるが…体がずっしり重かった。
ミスティ「…そうだ…みんな!ちょっとこいつをベッドに運んで!」
アカ「どうした…って、そんなところで寝てたら…風邪ひく…ピトー」
ミスティ「ちょ…なに引っ付いてるの!?」
雨宮「あ…はは…大丈夫…だと思う…けど…レックスは…死んでるかも…」
ミスティ「レックスって…REX?」
雨宮「ああ…そうだ…」
ミスティ「…だとしたら…まずいな…」
雨宮「でも…バリケードでふさいでたし…大丈夫だと思う…」
ミスティ「…そういえば…100年前の世界と干渉できるようになったぞ」
雨宮「ありが…と…」
ミスティ「あれー?倒れた…」




