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208幕目 絶望
雨宮「で?こいつらどうしたらいいの?」
レックス「これを使え、使い方は向こうで知ってるが…まぁ、あいつらを倒せ」
雨宮「…はいはい…」
私とレックスは武装集団を目の前にして、ピストルだけで立ち向かおうとしていた。
雨宮「…効いてないな…これじゃ…」
レックス「やっぱりだめか…」
私が…前に出て奴らの武器を奪えばいいのか…?
雨宮「すまん!」
武器を敵から盗った後、レックスに投げた。
雨宮「お前にたく…す…」
私はその間に集中砲火を受けた、もちろん…体は動かなかった。
その次に気が付いたのは…戦闘が終わった後だった。
レックス「…目を覚まさないか…クソ…なんで…俺の周りが…死んでいくんだ…………そうか…この装置に…詰め込んだらいいか…死んでるかわからないが…これだけのことをやっておこう…どうせ助からないんだ…俺も…胸を撃たれてる…だから…お前だけは…助かってほしい…なぁ…雨宮…お前だけは…幸せになってほしい…時の監獄に…入れてまでも…」
その時、別のところに転送される感覚がした…だが…その感覚は…きた時より…感覚が鈍かった。




