17幕目 やるしか…ないか…
雨宮「やるしかないか…」
そう決心した私はまず、スナイパーのいる建物に昇った。
雨宮「…戦場の鉄則…其の一…」
私はばれない程度に壁を登っていった。
雨宮(まだばれてない…まだばれてない…よな?)
私は後ろから近づいて、狙撃手の頭をピストルで打ち抜いた。
雨宮「…銃声で仲間が来るか…まぁ、そうだよな…ここで戦場の鉄則其の二を思い出すんだ……其の二…隙を見せてはならないだっけな…」
私は隙を作らないように立ち回った。
雨宮「…おっと、来たね…」
私はピストルを握って、どこかにいる敵に照準を向けた。
雨宮「おっと…いたね…先手必勝!」
一人以外、頭に鉛玉を入れ、残り一人と思っていたら、すぐに近づかれ、押し倒された。
雨宮「クッソ…隙を見せてしまった…」
このままだったら、頭をナイフでぱっかりだな…せめて…肩に…!そういや…敵の腰に閃光手榴弾あったよな…それを盗って…
雨宮「残念だったな」
私の肩にわざとナイフを刺し、閃光手榴弾を口の中に入れてやった。
雨宮「さいなら」
私は光と音で一瞬意識が飛んだが、敵が起き上がる前に退いた。
フォログラマー「おい!こっちで銃声がなったが…肩大丈夫か!」
雨宮「ああ、おかげさまで…戦場の鉄則…役に立つわね…」




