159/297
159幕目 動く基地
雨宮「…これ…見覚えがあるんだよな…」
地面にはなにかが動いた跡があった、キャタピラーみたいな…そういう感じ…
楓「…戦車の類…でも…こんなでかくないよな…」
雨宮「これ…」
楓「敵はやっかいだな…これ…どこから来るか…どこから去るか…わからないな…」
その時、遠くで砲撃音がなった。
雨宮「…にげるぞ!」
私は瞬時に気が付いた、これは…砲撃だと。
雨宮「…敵は10時方向!分が悪い!撤退するぞ!」
私たちは不利と判断し、すぐに戻った。
雨宮「…あれ…あいつらだよね…」
楓「ああ…そうだな…」
雨宮「…戦闘機使うか…」
楓「まぁ、持っていってもいいが、鹵獲はされるなよ」
雨宮「ああ、わかっている」
 




