別の場所で起こった出来事・・・2
凌たちの知らない所で神宮寺と綾小路が出くわしていた。双方傷を負いながらも離脱。
そんな時、また別の場所で他の生徒が行動を起こしていた。
ー B棟1階 教員休憩室 ー
光平「・・・・どうしよう・・・・俺はどうすればいいんだ???
凌も孔美とパーティー組んだろうし、さっきの位置表示だと神宮寺と綾小路もパーティー組んでるよな?
俺も動くべきなんだろうけど・・・・」
1:ファイヤーボール 適合性C 使用回数3
2:グランドロック 適合性C 使用回数3
光平「なんで2つしかないんだよっ!あの爆乳教師は3つって言ってたじゃねーかっ!しかも適合性Cって・・・
こんなんじゃ戦えねぇ・・・パーティーを組んで生き残らなきゃな・・・」
部屋を見渡してみる
光平「確かここは職員の休憩室だったよな・・・
あの爆乳教師・・・俺達が勉強してる間にこんな良い部屋であのでっかい乳さらけ出して休憩してるのか・・・
っと、くだらない事考えてないで行動しなきゃな!」
前回の位置表示を思い出してみる・・・
光平「確かこの上に七山がいたはずだ。とりあえずアイツとパーティー組んでみるかっ!」
ー B棟2階 1-1教室 ー
ガラララッ
光平「よーっ!七山ー!お前も一人かー?」
七山「ついに現れたな!我が爆裂魔法の餌食にしてくれる!」
光平「お!おい!ちょっとまてよ!俺は仲間に
七山「来たれ終焉の時よっ!我が前に仇なす者を・・・」
・・・なんか不必要な呪文を唱えはじめた・・・
光平「おいっ!落ち着けって!俺は敵じゃねーって!」
七山「時は満ちた!この愚かな者を爆炎により・・・」
七山は光平の言葉に耳を傾けず、延々と意味のない呪文らしきものを唱えている・・・
光平「話を聞けっ!グランドロック!」
地面から岩が突出して七山に直撃!
七山 HP-10
七山「今こそ解き放て!エクスプロージョン!!」
光平「ぐわぁぁぁぁーー!!!」
光平を中心に大爆発が発生!
光平 HP-30
光平「おいっ!待てって言ってるだろ!ちょっと落ち着けよ!」
七山「・・・あの爆裂魔法をくらっても生きているなんて・・・しかしまだ諦めないっ!!」
七山は再び呪文を唱えはじめた!
光平「人の話を聞けよこの中二病!!!グランドロック!」
地面から岩が突出して七山に直撃!
七山 HP-10
七山「ちゅ・・・ちゅ・・・・ちゅうに・・・・・」
七山はプルプル震えだした・・・・
七山「おのれこの逆賊!今すぐ死を!!」
光平「ダメだ!仲間なんてみつからねぇ!ここは逃げなきゃ殺されるーー!!」
慌てて教教室を出る・・・
ー B棟3階 トイレ前廊下 ー
光平「はぁ・・・はぁ・・・」
光平「ここは・・・トイレか・・・今はトイレで身を隠そう・・・」
男子トイレに入り、個室の扉を開ける・・・
男の声「アイスレイン!」
光平「えっ!!や・・・山中ぁ!!」
氷の矢が雨のように降り注ぎ体に突き刺さる!
光平 HP-30
光平「くそっ!!なんだよふざけんなよ!!!」
その場にいられず逃げ出した!
光平「ダメだ!仲間なんて生易しい事を考えてたらダメだ!全員敵だ!隠れろ・・・隠れるんだ・・・」
ー B棟1階 男子トイレ ー
康介「やぁ光平くん。君も潜伏場所を探しに?」
トイレに入ったら康介と遭遇した。
光平「ぐわぁぁぁぁーー!!!敵だーーー!!ファイヤーボール!」
炎の塊が康介に直撃!
康介 HP-10
康介「わぁ!!光平くん!落ち着いて!僕たちは今は敵じゃないよ!」
光平「うるせぇー!!敵めぇー!ファイヤーボール!」
炎の塊が康介に直撃!
康介 HP-10
康介「ぐっ!!光平くん落ち着いて!話し合おう!」
光平「俺は死にたくねぇー!!!ファイヤーボール!!」
炎の塊が康介に直撃!
康介 HP-10
康介「いい加減にしたまえ!グラビティ!!」
重力魔法で光平の動きを止める!
光平 HP-15 移動速度-20%
光平「ひぃ!!殺されるーー!!」
光平は逃げたした!!
ー A棟2階 科学研究室 ー
ガラララッ
神宮寺「うん?」
坂田「誰だっ!!」
大国「単身で来るとは余程の自信家かバカのどちらかですね」
しまった!!ここは神宮寺たちのいる部屋だった!!!
光平「やばい!殺される!!逃げないと!」
渡部「逃がしませんよ。」
光平「ひぃ!助けてくれ!魔法もほぼ使いきったしHPも残り少ないんだっ!見逃してくれ!」
神宮寺「ふむ・・・・生きたいのかね・・有田 光平。
少し話をしようじゃないか。」
ー 時は戻り、再び凌のパーティーへ ー
凌「さすがに階段にはいないか。」
恵美「バカだから何も考えずにいるのかと思ってたけどねー。」
孔美「さすがにそこまでではないと思うんだけど・・・」
凌「あのHPで闇雲に動きまわれるとは思えない。近くにいると思う。試しに奥の教員休憩室を覗いてみようか。」
ー B棟1階 職員休憩室 ー
凌「誰がいるかわからない。用心はしておけよ。」
孔美、恵美「うん。」
凌「開けるぞ!」
ガララッ!!!
光平「うぉぉ!!びっくりしたぁ!もうちょっと静かに開けろよ!」
凌「光平か、悪ぃ・・・つい力が入ってしまった。」
孔美「光平くん大丈夫!?」
恵美「まだ生きてたんだねー」
光平「孔美か。恵美も一緒か。3人パーティーってことはまだ枠があるんだよな?」
凌「まぁそういうことになるな。」
光平「頼む!俺をパーティーにいれてくれ!」
凌「断る」
ー 続く ー