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第67話 失望の果てに
「そんな...ニンジャマドリが生きていたなんて...」
驚きのあまり絶望と悲しみに揺れるマサヒコ。
激戦が去った公園の後で一人うずくまるマサヒコの側で声が聞こえた。
「ねぇ…マサヒコ」
その声を聞いた瞬間、マサヒコには何か聞き覚えのある声のような気がした。
「マサヒコ…ねぇ聞こえる…」
その声は…母さん…
マサヒコが驚き顔を上げるともちろん、そこには誰もいない。
何せ戦いの舞台となった公園は元より誰も来ないような
ほぼ無人の公園だからだ。
母さん…一体何だい…思い出したよ…僕がツトムだった時の母さんだね…
マサヒコはツトムの頃の次第に忘れかけていた
記憶が戻りつつあるのを感じていた。
「ねぇ、ツトム…話があるの…」
グィブルドとニンジャマドリの弱点を母さんは知っているの…
つづく




