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スケルトン・イノセンス  作者: ながっぱな
44/69

第44話 募る不安

「ダークマサヒコ....一体なんだったんだ...」


そう考えながら行われたマサヒコの6歳の誕生日はマサヒコ自身の心をより一層不安へとかきたてた。



幸い緊急テレビ中継の「宇宙を飛ぶ子事件」の張本人がマサヒコ本人だという事は

一瞬のうちの出来事のため、親や知り合い、同じ園の子にバレることはなかった。


だが誕生日におもちゃ屋に行っている時、ゲームセンターに行っている時などに、

頻繁に聞こえてくる通行人の会話が、

「ねぇ、ねぇ、昨日の宇宙を飛ぶ子事件知ってる?」

「まじヤバいよな〜地球のどこかに一人で宇宙まで行った子がいるかもってことだろ?」

というような会話が聞こえてくる度に誕生日の幸せな気持ちは一気に塞ぎがちになったのだ。


それと同時に、マサヒコは自分が前はツトムという存在で喋る犬に飛ばされたこと。

そして、奇妙な存在にずっと脅かされ続けていること。そしてまず、ダークマサヒコに心をかき乱された事等


数々の怒りと不安、焦りが1辺に誕生日というおめでたい日に降りかかってきたのだ。


そして偶然にも自分の父親と母親はその事実に気づいてはいない。ダークマサヒコと戦った事実も知らない


幻術はマサヒコとダークマサヒコの間だけで発動していたため溶岩は掃除していた母親には見えず、

父親にも見えなかった。


その上ダークマサヒコはすぐに倒され、幻術の溶岩に消えたため、家の中にいる者は

マサヒコ以外誰もダークマサヒコの存在にすら気づいていなかったのだ。


それに唯一の疑問はあれだけ壊された壁が元に戻っていたこと。


こうしていくつかの疑問が残りつつはあるが、マサヒコは今の6歳の誕生日という状況を

楽しみたかったのである。




「ケーキ美味しい?」マサヒコの母がマサヒコに聞いた。


「うん美味しいよ!ママ!」マサヒコは子供になりきるのといくつかの不安と謎に心惑わされ疲れながらも

何とか気丈に振る舞った。



ケーキのお店を出たあとに、買い物をして帰路につく間マサヒコは車の中にあるシンボルを見つけた。



「ニンジャ、マドリ。」という表記が一瞬車のドアにマサヒコの目にチラついたのだ。



何か嫌な予感が走りながらも車に乗るマサヒコであった。














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