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第26話 第3章完結 未来から過去へと
[レモン、いりませんか?]
そう、聞いた商人のような男にアンモナイトと化してしまった月夜はこう答えた。
[いや、いりません。喉が乾いているだけなので]
そう言うと、また再び転がっていった。
どこまでも、どこまでも転がり続ける化石。
いつしかその祈りは若き血潮を持った天女の神のみもとに届いていたということです。
[天女さん、天女さん、誓の言葉ってなーに?]
一人の村人の少年が聞きました。
西暦17000年の世界では、下級層と上級層という世界に分かれ、
法や秩序は地球の裏側からマントルにかけて、ロボイエヤスが監視を続けており、
法を犯す者にはマントルから無数のロボイエヤスによる波動手-見えざる手-が生み出され
地中奥深くに引きずり込まれてしまうのです。
今日は100年に一度、下級層の村人が天女の下へお告げを聞きに行く日でした。
天女は村人の少年の質問にこう答えました。
[さぁ、村人の子よ、ついに時は満ちたのです。あなたは過去に起きた忌々しい歴史を改変させ、
新たな時代へと過去の者達を導くのです。]
さぁ...ツトム、お行きなさい。
第四章へ続く。




