第14話 山伏
えっそれって、原始時代ですよね...
そう考えたトムは、ひたすら考え込んだ。そして今は考え込みながらなぜかこの侍の馬の背に乗っている。
普通ならここで慌てるのが普通のリアクションだが、トムはあえてこう考えた。
[あれ、これ俺死んだんじゃね?]
そうか、なら説明がつく、まず原始時代の人の暮らしぶりを戦国時代の人が知っているわけないし、
徳川家康はまずもうこの世にはいないし、多分この侍も死後の世界にいながら多分自分の死に気づいておらず、家康と共に天下布武を通し、築き上げていくつもりなのであろう。
しかしそんなんでは可哀想だ。今すぐその現世へのしがらみ的幻想略して[GSG]から解き放ってあげないと
!!
トムはそっと侍に声をかけこう言った
[あ、あの...侍さんっ!!もう戦国はですね...。]
ぐふぅぅぅぅぅっつつつうっつつ!
その瞬間侍の肩に強烈な冥土・イン・ジャパンの2本の矢が突き刺さるっ!!!
ひどい...ひどすぎる!!!
[大丈夫ですかぁ~お怪我はありませんかっ!!一体どういうことだっ!]
そして馬とトムの目線が見据える先は、弓を構えた山伏のごとき者1人。
トムはこう言った。
[誰だ、お前は!出てこい!]
すると男は近づきこうトムに告げた。
[すいません、その馬に乗っていた男の肩が石焼き芋に見えて、つい...]
えっ...?
つづく。




