第10話 「良くない再会 後編 第一章完結」
「かあ...さん?」
月夜がそう呼びかけると、レイコは恐怖のあまり動かない口をパクパクさせ、
こう言った。
「月夜...?]
クレナは必死に抵抗する。
「何なのよ!?この男、離せ、離せェぇぇぇぇっ!」
「黙れっ!!お前は能力者ということが判明したんだっッ!!」
「能力者って何よっッっ! 一体あんた誰なのよッッ!」
次の瞬間窓の外からサイレンの音が聞こえてきた。
窓の割れる音と叫び声に気づいて誰かが通報したのだ。
警察が割れた窓から家に入ってくる。
「おい、お前、何をやっている その子を離しなさい!」
月夜は走って逃げようとするが、捕まってしまった。
「くっ!!違うんだこいつは能力者でッッ! かあさん!!オレはッッ!!」
しかし月夜が母と呼ぶレイコは恐怖のあまり気絶していた。
「畜生!ッ何も覚えてないのかよ母さんっ!!」
そのまま月夜は警察のパトカーに乗せられ連行された。
それからまもなくして、
ある場所での会話。
「月夜はもうだめです、えぇ...彼はどうやら母親の記憶をまだ思い出していたようです。」
「そうか...なら彼もあのケース102の神崎ツトムのように存在を消去しなければいけないだろうな。」
「いや、しかしですね...]
「ん何だ?、どうした言ってみろ?、何か問題でもあったのか?」
「はいそれがですね...]
「 神崎ツトムは未来で生きています。」
第二章へ続く。




