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黒白の心。  作者: どこかの黒猫
プロローグ
4/182

第4話 決意の心。

子供の頃の、話だ。

一人の少女がいた。

彼女は、ある意味では壊れていた。

いついかなる時でも、負の感情を抱かないのだ。


憎悪、怒り、孤独、悲しみ、不安、絶望、恐怖、猜疑、嫉妬、憂鬱、失望、侮蔑、その本来あるべき感情が、彼女にはなかった。


猫が死んだ。悲しさが何かわからないので笑顔でいる事にした。

髪の毛の色を笑われ、馬鹿にされたが、怒りがわからないのでとりあえず笑顔でいる事にした

友達はみんな気持ちが悪い、と言って自分から離れていったが、孤独がわからないので一人遊びを楽しむ事にした。

よく分からない精神科?とかいう所に連れていかれるらしいが、不安や恐怖がわからないので楽しみだね!と言ってみた。母親は自分にはよく分からない表情をしていた。

大好きな祖父が死んだが、なんでみんな変な表情をしているのかが分からなかった。


どんな時でも正の感情しか抱かない彼女を、どんな時でもにこやかな彼女を、一見普通に見えるが普通ではない彼女を、その白い髪の毛も相まって、周囲の人間は、気味が悪いと蔑んでいた。

それでも、彼女は負の感情を一切抱かなかった。


暫くすると彼女は、あまりに邪険にされるので、どういう事が怒る、悲しむ、という事なのか考え、演じることにした。さらに、彼女は常に無表情を保つことにした。無表情でいれば、自分の表情をごちゃごちゃ周りから言われることは無いだろうと思ったからだ。

最初こそはおかしな表情だったが、だんだん慣れてきて、どういうにすれば不自然ではないかわかるようになってきた。


そして中学生となった彼女は、一人の少年と会う。


「ふむ、君が枝音?」


「そうだけど……私に何か用?」


いつものように、無表情を保つ。そして、必要ならば演技をする。


「いんや?特に用という用はないけど……まぁ、まずはその演技?みたいな変な表情やめたら?」


「……え?」


それは、彼女にとって人生を大きく変えるきっかけとなる―――――


――――――――――――――――


「ふむ……容態は安定しているな。」


「彼女の拾った武器は、おそらく感情をエネルギー源としたものだと思うが……。」


「ほんとに大丈夫なんでしょうね?丸一日も意識がないんだけど?」


「身体に異常がないのは確かだ。たが精神的なものまではまだわからん。」


(ん……?ここは……?)


どうやらあれから1日ほどたったらしい。ふかふかの感触から、どうやら自分はベッドにいるようだ。


(夢か………。へんな夢もあったもんだなぁ………。)


うっすらと目を開けると、天井が明らかに自分のアパートのものでは無い。それに周囲を見るとなんか、知らない人たちが自分のまわりにいた。


(………疲れてんのかな?……もっかい寝よ。)


自分の家にベッドなんかあったっけ?という疑問は無視し、天井が自分の家のものでは無いという違和感も華麗にスルーし、意識を失う前に体験した出来事を夢だと割り切ることにし、再び寝ようとするが……。


「あっ!枝音!目が覚めたのね?」


……無理だった。それに、昨日の出来事は出来れば夢であって欲しかったが、この様子だと現実の出来事だろう。


「あぁ、瑠璃奈……。おはよ……。」


「おはよじゃないわよ!………体は大丈夫?どっかおかしな所とかない?」


「んー、おかしい所は別に無いと思うんだけど……これ、どゆ状況?」


「え?あぁ、えっと……、なんて言ったらいいのかな……?」


と、そこで若い男の人が自分の前にやってきた。


「僕の名前は空墨戒斗(からすみかいと)って言う。階級は中佐だ。宜しくね。」


「……枝音です。よろしくお願いします。」


とりあえず司令室に行こうか。と司令室へ案内されながらいろいろと話を聞くこととなった。


「ま、いろいろ疑問はあるだろうけど、まずは我々は『白華』っていう組織さ。で、ここはそのいくつかある基地の一つなんだけど、わかるかな?」


まったく理解できない。しらばな?基地???ていうか組織????


「まったくわからないって顔だね…。仕方ないか。んま、ざーっと基本的なことを説明するね。」


彼の話によると、遺物とは古代の武器がほとんどであり、科学や魔術、呪術なども使用された様々なものがあるらしい。

それらを管理、研究しているいくつかの組織の一つがここ、白華という組織らしいのだ。

そして私は別の研究室?とかいう組織が運んでいた遺物を巡る争いに巻き込まれ、その遺物を拾ってしまったって事らしい。

今のとこ遺物に関する代表的な組織は『白華』、『夜花』、『天の刹』、『研究室』、『杯利教』などがあるらしい。

どこの組織にも属さない一般人が遺物を所持、しかもその力を使用したのは大問題という事で、保護を理由に私は白華に一時的に所属させられたらしい。


が、そんなことより気になって仕方ないのが、ホワイトボードに貼られているいくつかの組織のエンブレム、その中の夜花という組織のマークが何か引っかかって仕方がない。

この三日月の欠けた部分に満月が描かれているこの模様、どこか既視感があるのだ。


(この模様、確かあいつが………。)


と、その時、ビー、ビー、と警報が室内にけたたましく鳴り響いた。周囲がざわめきはじめ、指揮官らしき中年の男が命令を飛ばす。


「何事だ!?」


「敵襲であります!北北東の上空から接近する物体あり!」


「まさか、ここを襲撃するつもりか?数は?」


「兵士運搬ヘリが5……いえ、その後方に輸送機が6。おそらく百鬼夜行を運搬しているものかと。」


「ちっ、どこの組織かは知らんが、『白姫』がここにいる事を知ったのか。おそらく敵の目的はこいつが持つ遺物の強奪だ。」


どうやら敵がここを襲ってきたようである。しかも私が狙われてるらしい……けどそれより気になるのは、


「ねぇねぇ、瑠璃奈。白姫ってもしかして私の事?」


「知らないの?あんた、白銀の女神やら白姫だの雪色の天使だの結構な有名人よ。」


……何その厨二な名前、恥ずかしい事この上ないんですが。正直やめて欲しい。

いや、まぁ、確かに戦闘時の時の私はなんか白い翼生やしてた気がするけれども、あんまり記憶にないんだよなぁ……無我夢中だったし……。

ていうか、私が狙われているなら避難でもしておいた方がいいんだろうか?


「えっと……私はどうしたらいい?」


「ここに居ても安全だとは思うけど……戦闘が基地内で行われることを考えたらシェルターに避難するのが妥当よね。」


やっぱり避難するらしい。自分としては何か役に立ちたい所ではあるけど、素人が出しゃばる所でも無いだろう。素直に避難した方がいいか。

などと考えていると先の指揮官らしき男が近づいてきて、


「いや、先ほど上から命令があってな。彼女は戦闘に参加してもらう。」


などと耳を疑うような発言をしてきた。その発言に、瑠璃奈が噛み付く。


「は!?あんた正気なの!?彼女は一般人よ!?」


「一般人とは言うが戦闘記録を見た限り、既に一般の兵士より戦闘能力は高い。一時的とは言え我々の組織に属している以上、戦闘には参加すべきだ。」


「所属させたのは彼女を保護するためでしょ!?保護対象を戦線に投入するなんてどうかしてるわよ!それに、敵の狙いは彼女なのよ!?」


「だからこそだ。敵は彼女を捕獲したいようだからな。下手に傷つけはしまい。上は彼女を戦力として活用したいようだ。使えるものは全て使えというのが上の意志らしい。」


「でもっ……!」


「敵は少数とはいえ確実に遺物を使用して来ている。遺物を所持しているものはここにはそう多くはないため、戦力不足は否めない。その点、夜花の遺物を使用していた敵を撃退出来るほどの戦力を持つ彼女は、我々にとって非常に有益だ。それに、貴官に上層部の命令を拒否するほどの権限はないだろう?慎みたまえ。」


「くっ………。」


居心地の悪い空気が漂う。その上、自分の事で揉めているのだから余計に複雑な心境である。

それにしてもこの指揮官、言ってることは正しいんだけど……人情味が無くて何かムカつく。


「司令!基地内部に新たに敵反応!百鬼夜行が15、敵兵士が20確認されました!」


「基地内部だと!?警備班、索敵班は何をしていた!?」


「とっとと侵入ルートを探しだせ!」


様々な怒鳴り声が聞こえる中、空墨さんが近づいてきて奥の出口を指さす。


「とりあえず、第3地下通路を使用しよう。」


私と瑠璃奈は基地内部に突然現れた敵と交戦するのだそうだ。

かなり現場は混乱しているらしく、指揮系統もメチャクチャになってしまっているので、本来は司令部で命令を伝達する側の空墨さんも前線に行くらしい。

瑠璃奈曰く、空墨さんは数少ないまともな上司らしい。まともな人が数少ないってそれ結構ヤバい職場な気がするのだけど……。

ちなみに、階級は中佐なのだそうだ。

瑠璃奈は私が戦うことをまだ納得しきれてないのか、未だに不機嫌である。

私としては別に構わないんだど…というか、むしろ手助けできて嬉しい方ではある。自分にも出来ることがあるのなら、出来る範囲で何でもやる、というのが私の心境ではあった。


「後150mで敵と接触すると思われる。警戒するように。」


緊張した空気が漂う。

直後、ミシッ、ミシッという音がし、パラパラと上から砂埃が落ちてくる。


「嘘!?まさか!?」


瑠璃奈が叫び声をあげると同時に、天井が落ちてきた。

真下にいた私たちは四方に飛び散ってなんとか回避。

天井と一緒に落ちてきたのは昨日のフードの男だった。


「やぁやぁ、また会いましたねぇ……っと。」


空墨さんが後ろから何か棒のような物で攻撃を仕掛ける。

それを男は屈んで回避。

あれは…杖?


「いきなり挨拶も無しに攻撃を仕掛けてくるとは、礼儀がなってないですね……!」


瑠璃奈も敵に突っ込んでいき、燃え盛る剣で攻撃を仕掛ける。


「うるさい!黙って、燃え尽きなさい!」


「ちっ、なんでこうもめんどくさいヤツらの相手は私がしなきゃいけないんですか、ねッ!」


瑠璃奈と空墨さんが二人で同時に前後から襲いかかる、が男は対して意にも介して居ないようで、2対1でも余裕そうに相手取っている。

私も戦闘に加わろうとした時、グォオという声が聞こえたのでそちらを見ると、百鬼夜行とかいう化け物が二匹、こちらに近づいて来ていた。


「こいつは僕が何とかするから、瑠璃奈君と枝音君は百鬼夜行の相手を!」


「しかし、中佐。一人だけでアイツを相手取るのは……。」


「だが百鬼夜行も同時にとなると厄介過ぎる。なんとか抑えつけて時間を稼ぐけど、出来るだけ早めに戻ってきてくれ。」


「「了解!!!」」


敵に向かって走りながら右手に刀を具現化させ、左手で刀身を抜く。

力が自分に供給され、正の感情が刀から自分の中に入ってくるのが分かると同時に、自分の中から何かが失われているような感覚がある。おそらく天葵が自分の感情を食らっているのだろう。

白目が青くなり、瞳を金色に輝かせ、右の背中から翼を一つ生やす。

2つだと今の自分ではすぐに自身の感情が尽きてしまい、行動不能になってしまうのは昨日の時点でわかっている。


(……あれ?なんでこんなに当たり前のように、この刀を扱えてるんだろ?)


というか、なんか戦い慣れてる気がする。

と、疑問に思ってるとグオォ、と百鬼夜行の声がし、意識は現実に引き戻らさせる。


(そうだ。今はこいつらをなんとかしなきゃ……。)


放たれる触手のようなものを2本、避けながら敵に肉薄する。

刀で一閃するが、かすり傷をつけただけでまるでダメージが通らない。

どうしたものか、と思いながらとりあえず、腕や何本かある足から繰り出される攻撃を避けつつ、翼から結晶を機関銃のようにばら撒き、距離をとる。


(あの装甲のような物が硬すぎて、ただ切りつけるだけじゃ攻撃が通らないな……。なら、関節なんかの隙間を狙うか。)


再び接近しようと走り出す。さっきと同じ攻撃を避け、敵の懐に潜り込もうとする。

棒立ちの今ならいける、と思ったのが間違いだったのだろうか。

真下の地面から、突如敵の触手のようなものが飛び出てくる。

なんとか体を捻って回避するが、敵の腕が振り下ろされ、避けきれずに刀で受け止める。

百鬼夜行はそのまま押し潰さんと体重をかけてくる。

それに必死に押しつぶされまいと抵抗していると、瑠璃奈が駆けつけてきて、炎を纏った刀身で百鬼夜行の頭のような部分を切り落とす。


「ありがとう瑠璃奈〜。助かったよ〜。」


「全く、危なっかしいんだから。心配するこっちの身にもなってよね。」


まったく、我ながら良い友達を持ったものである、と枝音は思った。

急いで戻ると、空墨さんは随分ボロボロになっていた、が男もかなり傷をおっていた。

二人とも傷は再生しているようだが、空墨さんより男の方が再生スピードは圧倒的に、早い。

空墨さんが回復する間、敵の傷が癒えきる前に倒そうと突っ込んで一閃する。

が、男はそれを後ろに下がって避けそのまま撤退しようとする。


「ふむ。どうやら目的は達成したようので、撤退させて貰いましょうかね。」


撤退?ここにまできて?と、瑠璃奈は思った。

基地を混乱させ、私達3人を相手に優勢で、しかも目的の人物であろう枝音がいるというのに。


(まさか、目的は枝音じゃなく、別の何か……?)


出来るだけ情報を引き出せないか?と思い、瑠璃奈は男に話しかける。


「……どういうこと?あなた達の目的は枝音のもつ刀じゃ無いの?」


「いえ、今回の目的はあなた達が先月、天の刹から強奪した……そうですね、アイアコスの鍵とでも言いましょうか。アレは元々我々の物でね。」


アイアコスの鍵、と聞いた瞬間に枝音は考え込むような顔をし、やがて驚愕に染まる。

どうしたというのだろうか?


「鍵……?あのよく分からない変な形のものが?いったい何の?」


「そこまでは教えられませんよ。…ですが、まぁ強いて言うなら世界の滅亡とその後、その一端を担う鍵と言った所ですかね。」


「滅亡……?それにしても随分ぺらぺらと喋るのね。」


「まぁ、別に喋っても問題無いですし、こちらとしてはむしろその方が好都合なので。」


好都合?何で?というか滅亡ってどういうこと?

分からない、一個一個の言葉が繋がりを持たない。

相手の意図が、まるで読み取れない。

いや、むしろ自分達の意図を読み取れないであろうことをわかってて話してるのだろう。でなければそう易々と敵に情報を渡すものか。だが、好都合という言葉が説明出来ない。

嘘を言ってるようにも見えないけど……。


「では、また戦場で会いましょう。」


「待って!」


枝音が必死の表情で呼び止める。


「あなたは、天織雅音(あまおりみやね)って人を知ってる?」


雅音?誰…?

見れば、男は少し驚いたような顔をしていた。


「……あ、あぁ、成程。そういう、事…ですか。なるほど、君が。」


男は何か納得したような様子である。

まるで理解できない。何の話をしてるの?


「知っていますよ。とても。そして、一言付け加えるなら彼は死んでませんよ。」


枝音は驚く表情をした後、再び考え込むような顔に変わる。

男の方に視線を戻すと、男はいつの間にか消えていた。


「ねぇ、枝音。雅音って誰?あの鍵とか言うのが何か、心当たりがあるの?」


が、枝音はまったくこちらの話は聞いていないようで、代わりに何か決心したような表情で、言う。


「瑠璃奈……。私、白華に入る。確かめたいことが…知りたいことが、出来た。」


そういう枝音の目は自分の意思を突き通す、と物語っていた。

本当は親友を戦場なんかに出したくない、が瑠璃奈は、はぁ、とため息をついて


「…分かったわ。一時的ではなく正式に加入すると、私が総司令に言うわ。……その目をしてる時のあんたは、何言っても無駄だからね。」


と苦笑混じりに言う。枝音が自分で決めた事だ。自分がとやかく言うことでは無いだろう。


こうして枝音は白華の一員となるのだった。


――――――――――


「先ほど報告があってな。彼女は我々の仲間になる決意をしたのだそうだ。」


『ふむ、予定通りで結構。いい事じゃないか。』


「しかし、いいのか?これでお前は彼女の敵になった訳だぞ?もっと言えば、これで彼女は否応なくこの戦いに参加せねばならなくなるが。」


『元よりそういう計画だからな。致し方あるまい。未来のために、方法はこれしか無いのだからな。使えるものはなんでも使わなければならない。』


「まぁ、こちらとしては世界滅亡前に戦力確保が出来て嬉しいが……。ふっ、まさか2月には世界が滅ぶとは、知らぬ者は誰も思わんだろうな。」


『今は確か12月だったか。世界滅亡まで後3ヶ月と言ったところだが……我々にとって大事なのは崩壊した後の世界だ。』


「滅亡してからが本番……か。」


『そういう事だ。では、また何かあったら連絡する。』


「了解した。」


男は通話を切ると、正面にいる部下に声を掛ける。


「今回の件はご苦労だった。……君に、君の親友を陥れるような事をさせたのは、済まないと思っている。」


申し訳なさそうに言う男に対し、部下である少女は首を横に振る。


「ううん、総司令。貴方の命令なら、なんでも聞く…から…。それに…必要な事、なんでしょ…?」


「まぁ、必要というか最重要の事だったが…。ご苦労だった水姫。ま、しばらくはなんの任務も無いだろうから体を休めてくれ。」


「ん、りょー、かい。」


そう言って彼女は部屋を出ていく。

一人だけになった暗い部屋の中、男は呟く。


「それにしても、使えるものはなんでも使わなければならない……か。」


自分が愛し、自分を愛してくれる人まで駒として利用しなければいけない、この世界にうんざりする。

いや、1番腹が立つのは世界のため、未来のためと言いながら彼女を駒として扱っている自分自身である。


(自分ですらこのザマなのに。アイツは……辛いだろうな…。)


白華の総司令、橘 夢羽(たちばな ゆう)はそう思うのであった。




こんにちは。どこ黒です。

更新遅れてしまい、すみません。

バーチャルYouTuberって面白いですね(白目)

それはさておき、今回はなんかもう説明ごとやら、主人公の決意やら、めんどくさいからだいたい全部1話にまとめてしまえー!って言う思いで書いたらなんと7000字!

しかも今めっちゃ眠い中、描いてるので誤字脱字やら支離滅裂な所があるかも……。

アレ?ここ変じゃね?とか思ったら教えてください。


ちなみに白咲枝音ですが、今の彼女は元の性格とかにプラスして天葵の影響で誰かのためになりたい、助けたい、救いたい、という意識が強くなってるので、普通の人ならやらなさそうな事でも人のためになる行動ならするようになっちゃってます。


ところで固有名詞考えるのって楽しいけれど凄くだるいし面倒ですね。なかなかアイデアが思い浮かばない……。


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