身体測定かな?
頑張っても2000字に届かない。・゜・(ノД`)・゜・。
一回に沢山書いてる作者さん尊敬するほんと
僕はベッドの上でゆっくりと目を覚ます。
「あぁ変な夢を見たな」
そのままベッドからおりて洗面台に向かう、顔を洗い、歯を磨き、髪を整える、朝食をとり、コーヒーを飲む。
これが僕の朝起きてからの日課だ、本来ならこのままゆっくりと過ごすのだけど、今日から学校に通わなければならない。
僕が通うのは一年から八年まである成人の二つ後、詰まり12の年から入ることを義務ずけられている、それなら何故15の僕が今更通うのか、それは孤児院から出たばっかりで一人の生活に慣れるためと、言うことと勉強の範囲は、自分でやるという条件付きで、三年間は許された、そう、三年間は、ね。
「は~めんどくさいなぁ、学校何て行っても時間を浪費するだけなのに、それに学校でも気味悪がられるんだろうな」
「学園長は大丈夫って言ってたけどやだな」
ユズは才能がずば抜けている、それだけではない、容姿がとてつもなく良い、美形で女の子からすれば最高のイケメンだろう、それにユズは底知れない優しさに、女性と関わらないが故に、率直な意見を言う。それが女の子を虜にする、彼はそれを誰かに言われたことがないから気づかないが今の彼は嫌われはしないかもしれない。
時間と場所が変わってクラス。
「え~それではぁ、皆さんにぃ転校生を紹介しますぅ」
舌足らずなしゃべり方をする担任のラライク・ミリアメル先生。かなりの美人でスタイルも良い、これで彼氏がいないのは可笑しい。
「それじゃぁユーリハイムさぁんどうぞ~」
「初めましてユーリハイム・ユズです、訳あって今年らの編入に成ります、皆さんどうかよろしくお願いします」
最初の反応さえ良くは無かったものの、徐々にその反応は歓迎のものとなっていく。
「それじゃぁ~自己紹介も終わったところでぇ~皆さん授業を始めますよ~」
「あの、先生僕はどこの席に座ったらいいですか?」
「そうねぇ~じゃぁ」
先生がそこまで行ったところで一人の男子が手を挙げた。
「先生! 俺、俺の隣空いてる!」
どうやら心優しい男子生徒が隣に誘導してくれるようだ。 僕もそれにしたがって彼の隣に行こうとするが、
「先生! 私の隣も空いてる!」
といった感じで一時間目の授業が丸々潰れてしまったが、結局のところ最初の男子君のところに納まった。
時間変わって放課後、案の定質問攻め。
「ねぇねぇなんでこの時期に編入なんてしたの」
と言うさまざまな質問をやんわりと断って男子君と教室を抜け出す。
「ありがとう、助かったよ」
「おう、困ったときはお互い様よ! そういや名前をいってないよな。 改めまして俺は3-A組みクーライム・ミハエラだよろしくな!」
「宜しく、知ってのとおりユーリハイム・ユズ、よろしくね」
とびっきりの笑顔とともに握手を交わす。こうして編入初日は何事もなく終わった。
編入二日目、
今日もいつも道理の朝の日課を済まし、学校に登校、教室に入るとみんながやけにそわそわしていた
「ミハエラ、何かみんなそわそわしてるけど何かあるの?」
「ああそっか編入したてのユズは知らないよな、今日は身体測定の後、魔力測定、その後に決定戦があるんだ」
ここで聞きなれない単語が出で来た。
「決定戦?」
「そうだ、学年が3になってから生徒代表魔術会 通称魔術会に入れるようになるんだよ、」
「なるほどみんなそれでそわそわしてるのか」
「そういうことだ」
と、そんな話が終わった時ちょうどミリアメル先生が来た。
「はーい皆さ~ん身体測定の時間ですよ~」
おのおのがぞろぞろと教室から出て行き移動をはじめる。
「身体測定なんてどこでやるの?」
「それは「それはねぇ」
ミハエラと確かフェルンさんの声が重なる
「それは私が説明するわ!」
「おい、フェルン勝手に割って入ってくんなよ」
「何よ、あんたじゃ説明が下手クソだから私が変わってあげるのよ」
「んだとー」
「まあまあ、二人とも落ち着いて、せかっくだからフェルンさんお願いしていいかな?」
「もちろん! それと私のことはフェルンでいいわ」
「分かったそれじゃあフェルン宜しく」
「この学校には隔離競技場が設置されてるわ」
「隔離競技場?」
「ええ、その名の通り別世界に隔離されてるわ」
「と、言うと」
「そうね例えば今この馬鹿が、ひざを擦りむいたとするわ」
「おい、馬鹿って誰に言ってんだよ」
フェルンはいつものことのようにミハエラを無視して続ける
「そしたらもちろん痛いわよね?」
「まあそれなりに痛むだろうね」
「そう、だけどそれが隔離競技場で同じ怪我をしても隔離競技場からでれば傷なんて跡形もなく消えるわ」
「なるほど、それは凄いな」
「そう、だから決闘や決定戦なんてのもそこでやるわね」
「はーい皆さ~んゲート潜りますので静かにね~」
そうしてゲートを潜り身体測定がはじまる