Mを被ったS
伏線
どんな場合でも始めはとても大事だ。
文の書き出し、自己紹介、下書き、準備、一話、起きた時間、曲の出だし、その他もろもろ…
特に自己紹介は多数の人の前で言う場合、その人たちにとって好印象を与えたいものだ。
特に学校というものは要注意。人は群れをなす事によって、その中で自分の立場を確立させる。
群衆は場合によって特定の敵を作る。ひとつの弱いものを否定、もしくはからかうことによって団結する。彼らにとってこれは話題のひとつかも知れないが、弱いものとしてはいい迷惑だ。
そう、私のように…
いじめにも程度はあるが、どんなにひどいいじめ的なものにあっても笑っていられるやつもいる。その反面、どんな些細な事でも傷付いてしまう人もいて、苦しんでる人がいる。でも私は違う。別に辛くはない。友達もいる。自分のことを弱いとも思っていない。ガラスのハートは持ってる。ただ、少し場になれるのに時間がかかるだけ。
場になれれば、後は何の問題も無くなる。
勿論、何事もなかったように接してくるいじめっこもいるだろう。別に奴らのこと嫌いな訳じゃないから普通に接するが、心のそこで何を思っているかは想像に任せたい。
ただ、ひとつ問題がある。
今回は問題点を提示して日記を閉じたい。
奴らと接するときに、心のそこから込み上げてくる笑み。
2013年○○月○○日 山田太郎(仮)ー虚構日記ー
見ていただいてありがとうございます。
連載出来るような力はあるか分かりませんが、気ままに書いていきます。