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5月病の僕~~碧きお空が呼んでいる

掲載日:2021/05/07

いやだ、いやだ、もう沢山だ!


流行り病の渦中で外出自粛が叫ばれている

大型連休なんてあっという間に終わってしまった

何となく過ごしてしまった一週間

もう帰る筈もなく時の闇に消え去った


僕は5月病


今日から5月病。

そう言う事に成っている。

もとい、

そう言う事にしてしまおう


昨日までは初夏の日差しがまばゆく降り注いで

僕の胸の内も澄み切っていた


今日は心の色を現すように淀む

そう、僕は5月病。

もう誰も止めることは出来ない


全てが嫌に成ってしまった

もう何も話せやしない

あんなに澄み切った青空も

今日から灰色に包まれて

そして重く足どりを止めようとして


やがて静かに眠ってしまえ

いっそ時など止めてしまえ

時計仕掛けなコノ世の曼陀羅も

屁理屈と一緒に消えてしまえ


いいさ、僕は5月病

誰がくれるか青空や

外出するなと声がして

コノ世に色など消え失せて

いっそこのまま引きこもり

もう誰にさえ忘れ路の

僕の記憶も忘却の

浅き夢へといざないの

お空の彼方へ羽ばたいて

中空果てなき天の川

流し流されいとをかし


もう、探さないでください

わたしは此処にはおりません

どうか忘れて下さいな

海馬の中から取り除いて下さい

もう、そこには参りません


僕は部屋の中で只一人

きっと今日から5月病

不治の病と成るでしょう

このままひとりユヤユヨン

紺碧お空を描いてく

浮き世の流れもシュラシュシュシュ

遠い霧笛に成りにけり

浅き夢みし誘いの

銀河を揺りすえ漂えば

いつか出会った女神さえ

まだ七夕ではありません

今は五月雨皐月です


どうせオイラは5月病

そう言う事にしておいて

黄色くアブラナ咲き乱れ

お空の青に反射して

セピアな汽車が通り過ぎ

初夏の風が拭ってく

遠くのお山の雪さへも

いつしか時の住処さへ

優しく唄って奏でられ

解き放っては消えてゆく


そんな心が5月病

いつしか記憶も忘れ路の

もうどこへやら吹く風に

載せていったらいいのにね

いくらかホッコリ人心地

引きこもっては洞穴の

この部屋でさへ愛おしく

6月梅雨を待っている


どんより曼陀羅消えぬまま




~~Fine~~



































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