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第12話:狂気の種・狂気の花


 前半は大分ドロドロした感じなので、気分を悪くされたらごめんなさい。

私自身に女性コンプレックスがあるわけではないです(笑)。

あくまでも「彼」の女性観です。

 リオンは月音から青葉の話を聞いた時、本当に嬉しかった。

新しい仲間を、どれだけ待ち焦がれていたことか。

念動力という人には無い能力を持ったリオンは、いつも心のどこかに孤独感を抱えていた。

やれ美形だ美少年だと周りからもてはやされ、アイドルとして一身に脚光を浴びている時も、それが拭われることはなかった。


 誠治は生命活力が多く、発明兵器を使うことができるが超常能力はない。

月音は超常能力者だが超感覚しか持っていないため、念動力者のリオンと全く同じとは言えない。

金治は年が離れすぎている。

だから念動力者で同い年の青葉は、リオンにとってとても大切な存在になるはずだった。


 しかしリオンはあの夜、公園で始めて青葉を見た時、負の感情をすべて混ぜ込んだような思いを胸に抱いた。

不安と焦り、怒りと憎しみ、そして恐怖。

待ち望んでいたはずの彼女が、急に忌み嫌うべき物のように見えた。


 それは青葉が『女性』であったからか。

『女性』はリオンにとって愚かで哀れで、憎むべき相手であった。

『女性』は男の顔と金だけを目当てに、ハイエナのように群がってくる。

自分で何かを得ようとはせず、全て男から恵んでもらおうとし、それをまた当然だと思っている。

それで男の金が無くなったり、望む物を与えられなくなったら、ゴミのように捨てて行くのだ。

相手に人格があるとは考えもしないで。


 リオンの母親がそうであった。

自分の望むような子供を与えてくれなかったリオンの父親をゴミのように捨てて行った。

正確にはリオンとリオンの父親を、だ。

学校にいる女子たちも、リオンの顔だけを目当てに群がってきた。

しかし彼女らは愚かで哀れな存在だ。

容姿(かたち)が良く、自分の望む物を与えてくれそうな男には、犬のように媚びへつらってくる。


 リオンにとって『女性』とは、自分を深く傷つけた母親とクラスメイトだけが全てだった。

全世界の人口の半分を占める『女性』が全員そうだと思いこんでいた。

月音のようなごく一部の例外を除いて。

だから青葉が唾棄すべき存在に思えたのだろうか。


 それは違うとリオンは分かっていた。

彼女はリオンの正体を知っても、一切態度を変えたりしなかった。

「カッコ良い男は女に何してもいい」という発言を否定しさえした。

リオンが青葉を『女性』であるだけで嫌っていたなら、この時に嫌悪感は消えてしまっているはずだった。

だがリオンが抱く負の感情は、ますます強くなるばかりであった。


「アイツなんか、いなくなればいいんだ」


 リオンは自然と口をついて出た言葉にぎょっとし、それから嫌悪感に襲われた。

いくら彼女を良く思っていないとはいえ、存在まで否定しようとしているとは。

リオンはそばにあったタオルケットを抱き寄せると、広いベットの上で丸くなった。

今朝は三時頃起床し、日中働き詰めであったというのに、マイナスの思考が渦巻いて中々寝付けない。

いくら考えを振り払おうとしても、彼女の顔が亡霊のように頭の中でちらついた。


 水のなみなみ入ったコップを手元に引き寄せた時の、あの得意げな顔。

卵が割れたのかと問いかけて、あっさり「できたよ」と答えたときの顔。

なぜあんな風に爽やかな顔でいられるのか。

 

 リオンは二つの課題をクリアするまでに、三年近くの時間を費やした。

それも泣きながら、苦しみながらだ。

生まれながらに強力な念動力を持つリオンにとって、能力のコントロールは早急に解決しなければならない問題だった。

課題に挑んでいる間も、能力はリオンの大事な人や物を傷つけて止まなかった。

多くの大事なものを失いながら、やっと課題を乗り越えたというのに、一方の青葉は平気な顔をしてスイスイこなしていく。

リオンはそれが悔しくて妬ましくて仕方なかった。


 ――仕方ないよ。相手は神代家なんだ――


 リオンは何度も自分を納得させようとした。

大森青葉はあの神代せう子の血を引いている。

突然現れ、人知を越えた技術をもたらした偉大なる超常能力者――千里を見通し、天地を動かし、死人さえ蘇らせたとも言われる――彼女はそんな人間の子孫なのだ。

適わないに決まっている。

だが分かっているのに、やりきれない。

今まで自分のしてきたことは何だったのかという思いが、リオンを嫉妬と憎悪に駆り立てる。


 青葉は今にリオンをしのぐ超常能力者へと変貌するだろう。

そうなればオカルト局でのリオンの地位は、そのまま青葉に奪われる。

月音と誠治の信頼、金治の期待は、すべて彼女が横取りだ。

リオンは不安で不安でならなかった。

オカルト局で自分の居場所が無くなってしまうと。


 母親に虐げられ、棄てられた時に、手を差し伸べてくれたのは月音と誠治であった。

仕事で不在がちな父親の代わりに面倒を見てくれたのは金治であった。

オカルト局はリオンにとって家族に等しいものだと言っても過言ではない。

リオンには青葉が大切な家族を奪っていく悪き存在に見えた。


――そんなことないよ。つく姉たちは君からいなくなったりしない――


 リオンの目の前には、“自分”が立っていた。

たっぷりとした頬をし、ろくに洗濯もされていないTシャツを着た、子供の頃の自分が。

インスタントばかりを食べさせられていたせいか肌は荒れ、不健康的に肥え太っているが、目だけは今よりも輝いている。

子供だったとはいえ、よくそんな外見で平気だったものだと、リオンは苛立ちを覚えた。

軽く舌打ちをして、無邪気に笑っている自分を嘲る。


「バカじゃないの?そんなことだからお前は愚図だのノロマだの言われるんだよ。もしアオバカが僕より使えるようになったら、つくね達はみんなアイツの方しか向かなくなる。決まってるじゃないか」


――どうして?――


「つくね達が僕にチヤホヤするのはね、オカルト局でまともに戦えるのが僕しかいないからだよ。でなかったら僕なんか相手にするわけないもんね」


――ちがう。つく姉たちはそんな人たちじゃない――


 “自分”はそう言うとにわかに姿を変え始めた。


――アンタだって本当は分かってるんでしょ?――


 目の前にいるのは、“自分”から青葉になった。


「なんでアオバカが出てくるんだ。あっち行けよ!」


――いい加減認めればいいのに。世の中はアンタの母親やクラスメイト達ばかりじゃない。分かってるんでしょ?――


 青葉がこちらに向かって歩み寄ってきた。

リオンは逃げようとしたが、もがくばかりで一向に進まない。

青葉は吐息がかかるような位置まで来ると、ようやく近付くのをやめた。


――リオン。人間はね、アンタを物みたいに扱う人ばかりじゃないの――


 青葉は形の良い黒い目で、瞬きもせずリオンを見つめた。

体中に健康的な活力を秘めていることが、大きくて力強い相貌から窺い知れる。

肌は張りがあってみずみずしく、短く切られた黒髪は毛の先まで艶があった。


「近付くなよ。気持ち悪い。お前なんか大嫌いだ!」


――ねえ、もうやめたら?そういうの。ほんとはアタシのことだって――





 聞き覚えのある音楽が耳に届いた。

この間リリースしたばかりのリオンの新曲である。

今時良くある、切ない恋心を歌ったものだ。

リオンは歌が上手いほうではないと自覚していたが、アイドルで稼ぐ以上、歌と踊りは避けられない。


 リオンはタオルケットとシーツがくしゃくしゃになったベットから起き上がって、音のする方向を見た。

ケータイが色とりどりの光を放って着信を伝えている。

リオンは自分の歌を着信メロディにしたことをぼんやり思い出した。

いつの間にか眠ってしまっていたらしく、なかなか頭が上手く働かない。

その間に見た夢のことは、考えたくも無かった。


 小さな液晶画面には「アオバカ」と表示されており、リオンは電話を取るのにしばし躊躇した。

時計は二時過ぎを指しており、こんな時間にかけるとはよっぽどのことである。

リオンは夢に出てきた彼女の姿を振り払いながら、電話に出た。


「もしもし」

「リオン助けて!赤マントが――。」


 突然電話が切られた。

もう一度かけなおしても電波が無いというアナウンスだけである。

だが先ほどの一言だけでも、青葉が赤マントに襲われたということは充分理解できた。


――早く助けに――


 リオンは家から飛び出そうとしたが、一つの考えが浮かび、思わず立ち止まった。

自分が行かなければ、きっと青葉はいなくなる。

そうすればもう何も悩む必要など無い。

今までどおり、月音・誠治・金治の三人だけでオカルト局をやっていられる。

名案じゃないか。

リオンはほんの一瞬だが、しかし確実にそう思った。


「違う!何考えてんだ!!」


 自分でも驚くほどの大声を張り上げ、リオンは自らの恐ろしい考えを打ち消すと、壁を拳で何度も叩いた。

強烈な自己嫌悪が吐き気と共にこみ上げ、口元を手で押さえる。

どんなに僅かな時間であっても、青葉を見殺しにして存在を無かったことにしようとした己のそら恐ろしさに、リオンはその場でへたり混んだ。


「僕、頭どうかしちゃったのかな」


 リオンは肩で息をしながら立ち上がると、取る物も取らず、Tシャツにジャージ姿のまま家を飛び出した。

どこで襲われているのか聞けなかったが、この時間なら奴が現れたのは自宅だと考えるのが自然である。

交通手段は車が良かったが、深夜の住宅街に流しのタクシーは無い。


 リオンはマウンテンバイクにまたがると、青葉の家へ急いだ。

競輪選手顔負けの早さで、自動車のほとんどいない道路の風を切る。


 生命活力、つまり生命力が多いほど、肉体に気力がみなぎって活性化し、身体能力が向上しやすくなる。

通常の人間と比べ、莫大な生命活力を秘める超常能力者は、身体能力も優れている場合が多い。

リオンも例外ではなく、月音ほどではないが、人並み外れた運動能力を持ち合わせている。

普段から自転車を乗り回しているせいもあり、リオンの移動速度は並みのスクーターよりもはるかに上だった。


 道に迷うことも無く、ほぼ最短距離でリオンは夕日商店街の入り口に辿り着いた。

リオンはその人気と知名度ゆえ、日常の買い物を近所ではしない。

たいてい自転車で十分以上離れた大型スーパーで用を済ませ、そこが休みの時にはさらに離れた夕日商店街に行くこともある。

実を言うと、大森青果店で買い物をしたことも何度かあった。

わざわざ遠くまで行くのは面倒くさくて仕方ないと思っていたが、今回はこれが幸いした。


 リオンは普段自転車進入禁止の通りを突っ切って、迷うことなく大森青果店のある場所でブレーキを踏んだ。

しかしそこにあるはずの古ぼけた木造二階建てはどこにも見当たらず、目の前にあるのは真紅の巨大な布に包まれた何かであった。

リオンはその奇妙なオブジェを眺め、ぽかんと口を開けて動きを止めた。


「あれ、アオバカの家がない……。」


 赤い布が拡張した生命布であること、青葉の家はその生命布に包まれていること。

これら二つのことを理解するのに、リオンはそれなりの時間を要した。

リオンが目を丸くしている間にも、布はギリギリと青葉を家ごと締め上げて行く。

家が崩壊するのは時間の問題である。

青葉がペチャンコになる前に、生命布の活動を止めなければならない。

『発明兵器を停止するには、使用者を排除するのが一番有効な手段である』と、リオンは金治から習っていた。

どこかに隠れているだろう奴に、めいっぱい声を張り上げる。


「どうせ近くにいるんだろ!赤マント!」


 呼びかけたくらいで彼が出てくるはずも無く、商店街は暗く沈黙していた。

相手が姿を見せないのは予想の範疇だったため、リオンは次の手段に打って出る。


 一定間隔ごとに設置された街灯が、一斉に破裂した。

今までかすかにあった明りが途絶え、辺りに重厚な闇が広がる。


「出てこないなら、今度は君の頭をふっとばすよ」


 勿論これはハッタリであった。

リオンは手を触れずに物を動かしたり破壊したりできるが、何百メートルも離れた場所にある物や、視界に入らない所にある物には能力を及ぼすことはできない。

自身の体から離れれば離れるほど、作用を引き起こすのに生命活力を消費するし、見えないものを動かすには超感覚に属する千里眼が必要になってくる。


 しかしこちらの能力の上限はまだ相手に悟られていないし、前回の様子を見るに、奴は超常能力そのものについてもほとんど知らなそうであった。

これで揺さぶりをかければ赤マントは必ず姿を見せると、リオンは確信していた。


「出てこなくていいの?本当に頭破裂させるよ。……じゃあ三つ数えるうちに出て来なければ、本当にやっちゃうからね」


 リオンは一拍置いてから続けた。


「いーち、にーい……。」

「待て!」


 赤いオブジェの天辺から、見覚えのある男が顔を出した。

前に戦った時よりも、顔の皺が増え、髪も無くなっているように感じる。

たるんでいた体はげっそりとやせ細り、スーツの上からでもあばら骨が見えそうな勢いだ。

まるで抜け殻だとリオンは思った。


「君、随分痩せたね。どんなダイエットしたの?」

「何だ貴様は。この間のガキか?」


 赤マントはリオンに向かって目を凝らすと、身を前に乗り出した。


「ん?お前……どこかで見た事あるな。いや……そんなまさか」

「そのまさかだよ。覚えててくれて嬉しいなぁ。こんな状況じゃなかったらサインの一つでもあげちゃうのに」

「何でタレントがここにいるんだ!テレビでも来てるのか!」

「バーカ。カメラなんて無いよ。それにオレ(・・)、今リオン君じゃなくて鏑田緑苑だから」


 リオンは青葉の家に密着するようにして立っている隣のクリーニング屋を眺めた。

二階建てだが、一階と二階の間に張り出した部分がある。

リオンは助走をつけて飛び上がると、そこを中間地点にして跳躍し、真上にある屋根へ着地した。


「おい、お前今飛んだ……。」

「まあね。超常能力者ってお得なんだよ。つくねだったら一息だったな」


 リオンは不敵な笑みを浮かべると、男性らしからぬ長く細い指で男を差した。


「さて、距離も良い具合に縮まったことだし、頭ボンしちゃおうか」

「出てきたらしないっていっただろ。この卑怯者め!」

「夜中に女の子襲う野郎に言われたくないな。盗人猛々しいってまさにこのこと?」

「止めろ。止めないならこちらにも考えがあるぞ」


 赤マントは明らかにうろたえていたが、急に自信を取り戻したようだった。


「もし貴様が俺を殺すというのなら、その前にこの家を潰す。中のメスガキ共々な」

「できるの?相当力を使うと思うよ」

「俺は大賢者に使わされし小賢者だ。やろうと思えばすぐにできる。今こうしているのは、中のメスガキに恐怖という罰を与えてやっているのだ」


 赤マントは中途半端にかけた月を背景に、しわがれた高笑いを響かせた。

リオンはすぐにでもその背骨をへし折ってやりたかったが、人質を取られている以上迂闊には動けなかった。

言っていることといいやっていることといい、この男はどこかしらおかしいに違いない。

おかしな野郎の手に発明兵器が渡り、使用されるなんて、最悪の事態だと思うほか無かった。


「一体コイツなんかがどうやって発明兵器を手に入れたんだか。いつものパターンだと骨董市かな」

「骨董市だと?そんな薄汚い場所に裁きの手助けがあるわけが無いだろう。この布は大賢者様から賜ったものだぞ」

「大賢者って、ゲームとかに出てくる?」

「違う!大賢者様は広大なる知識の海におわす御方ぞ。この醜く腐りきった世を嘆き、心を同じくする我ら小賢者達に、この世を裁く手助けをお与えくださる」


 男はあたかも「大賢者」が目の前にいるかのように恭しく膝を着き、恍惚の表情で夜空を見上げた。

この調子では発明兵器の入手先をまともに聞き出せそうも無い。


「で、君はその大賢者とやらに生命布をもらって、この世を裁いてるわけか……。オマエバカじゃねーの」


 いきなり乱暴な口調になったリオンに、赤マントは思いのほか腹が立ったようだった。


「何を言うか貴様!この中にいるメスガキはな、大衆を扇動し、崇高な使命を担った私に恥をかかせたのだ!奴は魔女だ!このような魔女が溢れ返っているせいでこの世は腐っているのだ!」

「はぁ、もうオレこのバカ相手にしてらんない。アオバカにはオレからよーく説教しとくからさ、これで満足してよ」

「ダメだ!この世の浄化に妥協は許されない!……ときに貴様、なぜそんなに中のメスガキに拘るのだ」


 リオンは額に手をあて、やれやれと頭を振った。


「さてはお前、メスガキの男か!」

「男って、表現古いな」

「そうだな。だから必死になるんだな。そうなんだろ」


 赤マントの顔が、これでもかという位に醜く歪んだ。


「くそおお!!ガキ共が盛りやがってええ!!」


 男の怒りに呼応し、生命布が大きくうねる。

先ほどの芝居がかった口調はどこへ行ったのか、男の下種な本性がむき出しになった。


「畜生畜生畜生。なんでこんな顔だけの奴に。ブス共がブス共がブス共が。何で俺は何で俺は。あああああ。死ね死ね死ね死ね死ね。男に群がる女も喜ぶ男もみんな死ねぇ!」


 リオンは男の鬼気迫る呪詛の言葉に後ずさるしかなかった。

この男は狂っている。

おかしいとかまともで無いという段階ではない。

完全に狂っている。


 事態はすっかり膠着状態に陥ってしまっていた。

多少押せば何とかなるだろうとリオンは軽く考えていたが、今の男の状態を見るに、やもすれば本気で脅迫の内容をやりかねない。

頭のネジが外れた人間は、歯止めが効かないから恐ろしい。


 リオンは家から出るときに月音と誠治に連絡を入れていたから、もう時期来る頃合であった。

それまで赤マントを刺激しないようにしなければならない。

リオンの背中は汗だくであった。


リオンはちょっくら危ない感じです。

赤マントはかなり危ない感じです。

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