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恋とその他の詩

その他の詩『しずく』

作者: 中島 透乃

『しずく』




ひとり

      ひとり

ひとり

      ひとり


したたるような淋しさは


ひとり

      ひとり

ひとり

      ひとり


青い月から垂れ落ちる




「冷たいでしょう?」

       ――ひどく冷たい

「でも、それが貴方なのです」

       ――光っているよ

「涙のせいです。

 生きていれば混ざるもの」

       ――飲んでもいいの?

「飲んではいけない。

 貴方はひとりで来てしまった。

 雫は既に毒でしょう」




ひとり

      ひとり

ひとり

      ひとり


湿った風がひんやり流れて


ひとり

      ひとり

ひとり

      ひとり


青い月夜とその孤独
















**********************


自問自答の心象風景。

たまにこういう感覚的で理屈外の

ワケの分からない物が書きたくなります。

小説では難しいので、もっぱら詩で。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 涙の谷と言う言葉を連想しました。 一人は寂しいですよね。 秘密は人を孤独にするそうです。 [一言] これからも楽しみにしています。
2017/12/22 21:10 退会済み
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