第26話
さて、金策と夜番の日々を繰り返すこと二週間。
ようやくソウが魔物の相手や夜の番に慣れ始めた頃の明け方。
「見えたぞ!グランドピークだ!」
キャラバンの先頭集団で見張りをしていた傭兵達の大声に、聞こえた皆が行く先を見る。
暗闇を切り開いた朝日をバックに、朝もやにぼやけた地平線を埋め尽くすような巨大なキャラバンが姿を見せた。
「……あれが、グランドピーク?」
「そう、商会の元締め、巨大キャラバン集団グランドピーク。今回の目的地ね」
「現在出回っている、在りとあらゆるモノの集まる場所とも言われてるな」
何がすごいってこの数百と集まったキャラバンが、実はこの場所に根付いているわけではないということだ。
常に新しく入る商人は、グランドピークのこれから進む方向に張り付いて行き、その反対から抜けていく。
そんな進み方でも一日平均数百mは進んでいるというのだから、グランドピークのすごさが分かる。
「……ここで、皆とお別れ?」
「ああ、そうだな」
ゴルブ一家と仲が良くなったソウは、彼らはと分かれる事を惜しんでいるようだ。
あまり、というか人付き合いが皆無と言ってもいいソウは、人と別れることに慣れていない。
これからはこうして、知り合っては別れることを繰り返さなくてはならないことを考えれば、ここで慣れて貰ったほうがいいだろう。
「別に後で会いに行けばいいでしょう。今の規模なら一月はここにいるんでしょうし」
「……一月?」
そう、それがこのキャラバンのルールだ。
傭兵や旅人など、屋台を持たない者はその限りでは無いが、商人達は一度取り込まれれば次の屋台が付いてしまい、暫く離れることが出来ない。
グランドピークが伸びていって逆の端になるまで離れられないのだ。
逆に言えば後ろの端になれば一旦場所を離れなくてはならない。
残るならば前の端に戻る事も出来るが、抜けるにはまた端になるまで待たなくてはならない。
つまり、一月ごとにグランドピークに残るのか抜けるのか、選ばなくてはならないと言うことだ。
「……へぇ」
「ソウって割と色々な事知ってるけど、こういう世界の常識に付いてはさっぱりなのね」
「……わたしの知識は、本から得たものだけだから」
「まあ、外界とほぼ隔絶されてたからな。あの場所は」
「でも、グランドピークって割と古いと思うんだけど、それこそ大崩壊以前にもあったって話しだし」
「……でも、読んだ覚えはない」
「ソウがいうならそう言う事なんだろうよ。あそこには現在の情勢を知れるものはない」
「むむむ」
この間からユエが妙に色々と勘ぐっている気がする。
考えていることは大体分かるが、正直ソウに聞いても何も出てこない。
前に神社で暮らしていたときに、俺が色々とソウに聞いているから分かるのだ。
「とりあえずこのクエストの報酬と、グランドピークでの宿はユエに任せて、適当に見て廻るか」
「……ん」
「って、人が考え込んでいるうちに面倒事を押し付けようとしないでよ!?」
「あ、気づいた?」
油断も隙もあったもんじゃない。と、ため息を吐くユエ。
隙を見せるほうが悪いのだ。
「報酬受け取りは私がやるから宿はお願い」
「はいよ、終わったら合流するか?」
「そうね、一旦集まりましょう」
一度全体を見て廻らないといけないし、人手があったほうがいいだろう。
ここまで来るときは夜に動く生活をしていたが、グランドピークは通常通り昼間の生活だ。
つまり、時間的にはこれから店が開き始めるのだ。
一度、どんなものが売りに出ているか確認しておく必要がある。
「ま、先に宿でゆっくりしたほうがいいかもしれないけどね」
「確かに」
慣れない旅路で一番疲れているのは、間違いなくソウだろう。
感情が表にでないソウは、パッと見では疲れがあるのかわからないが、一度どこかで休ませたほうがいい。
この間のユエではないが、慣れないことは気づかぬうちに疲れを蓄積させるのだ。
「なるべくいい宿でも探すか」
「あ、シャワーと鍵付き希望ね」
「鍵はとにかく移動宿にシャワーなんて求めんな」
大体、適当なところで魔法で浴びればいいだけの話だろう。
ソウがいるんだから、お湯の形状精製なんてお手の物だろうに。
「むむむ、まあしょうがない、かあ」
微妙に納得されていないが、本当にこればかりはどうしようもない。
移動できる宿屋なんぞ、掘っ立て小屋のコテージみたいなものだ。
禄に設備もないし、わりかし高い。
お金に付いては、移動中に結構稼げたから、暫くは平気なんだけどな。
「それじゃ、何か入用の時は寄ってくれよ!」
「あんた達なら多少は色つけてあげるからね」
「「おねーちゃんたちばいばい!」」
「じゃーなー」
「……ばい、ばい」
「機会があったらまた来ます」
と、思っていたよりあっさりとゴルブ家との別れを終え、ユエと別れる。
クエストの報酬などは商会の本隊から支払われるらしいので、ユエは一旦グランドピーク中央辺りにあるというそちらに向かうのだ。
俺とソウはその辺で宿探し。
このグランドピークというところは、在りとあらゆるモノが集まるというだけあって、傭兵や冒険者、貴族なんかが多く来訪する。
ゆえに、宿屋は貴族用から傭兵用まで千差万別に存在しており、その数も沢山ある。
かといって所詮は移動宿屋で、もし貴族用の宿なんかに泊まれば、傭兵なんぞ一晩で身包み剥がされるだろう。
通常の3~10倍は値段が高くなっていると考えて相違ない。
ただ、あらゆるモノが売りに出せるため、ある程度の素材を持ってここにいるのなら、そうお金が尽きる事はない。
俺達も素材を売り、お金を作ってからの来訪のため、泊まろうと思えば貴族用でも何とかなるだろう。
そんな無駄遣いをする気はないがな。
「……宿を探すときは、どうするの?」
「そうだな。適当な店で適当なもの買って話を聞くのが一番なんだが……」
「……どこも、開いてない」
「そうなんだよなぁ」
そう、さすがに早朝過ぎるため、店と言う店はまだ準備段階なのだ。
宿なんかはさすがに開いてるだろうが、それを聞く手段が見当たらない。
……さて、困ったぞ。
「とりあえず、適当に歩けば適当な宿くらいあるだろ」
「……さっきから、適当ばっかり」
「正直、俺は今まで宿なんてどこでも良かったから、適当な方法しか知らないんだよ」
「……わたしも、別にどこでも、いい」
「そう言って、本当に適当なところにするとたぶんユエが切れる」
「……歩いて探そう」
俺の脳内で簡単に思い浮かんだ光景が、ソウの中でも思い浮かんだらしい。
文句一つ言わずにふらりと歩き出す。
蜘蛛の巣のように入り組んだ、路地のような細い道を抜け、右へ左へと当てもなくさまよっていく。
やがて方向感覚がなくなり、どこに行くか交差点の度に迷い始めた頃にその看板を見つけた。
「……『エリアル・シード』」
「あの店の姉妹店かね?」
荷車に閉め切られた簡素なドア。
本当に中に店があるのか不安になるようなその出で立ちは、人がいるのかすらも怪しいものだ。
しかし扉には『開店中』の掛札があるため、恐らく店は開いているのだろう。
あの店主の姉妹店なら、掛札の変え忘れと言っても納得してしまいそうだが。
「開いてるなら、ちょっと宿について聞いて見るか」
「……ん」
とりあえずと、ドアノブに手を掛けると、なにやら―キィン―と不思議な音。
そして木造扉の軋む音と共に、ゆっくり開く扉。
「こんにちわー」
「んー?こんな朝早くからどこのどいつ……ああ、あんたらね」
「……あれ?」
「あんたは」
荷車の中とは思えない広さの内装、その奥にあるカウンターから顔を出すのは、やる気のない顔。
着衣を乱し、髪はぼさぼさの凡そ客を迎える態度ではないその姿は、ホワイトポートで出会った商売人、エルその人である。
「ああ、無事にグランドピークについたみたいだね。お疲れ様、そしていらっしゃい」
「ああ、ありがとう……じゃなくてだな。これは一体どう言う事だ?」
エルと分かれてから殆ど間も置かずにホワイトポートを後にしたのだ。
途中から追い掛けてきたとかでも、グランドピークに既にいるのは説明がつかない。
「前にポイントカードあげたでしょう?」
「ああ、これか」
小袋から一枚の金色のカードを取り出す。
「それが鍵になっていて、どの支店からでもこの場所につなげられる優れものなのよ」
「……空間魔法の付与術式?」
「おお、正解!」
「いやいや、そんな技術聞いた事無いぞ?」
付与術式自体がまだそこまで発展している技術ではない。
しかも空間魔法なんて、使える人をソウ位しか見た事がない高等技術だ。
空間魔法は、無属性と呼ばれる純魔力による魔法に分類される。
誰でも使えうるが、使えても精々が鍵開けや筋力増強など直接的なものだ。
確かに極めれば空間も操れるらしいが、それ自体が並大抵の事ではない。
「『大きな小袋』の術式をちょっと弄っただけよ。大した事はないわ」
「そんなさも当然のように」
『大きな小袋』
それは傭兵や旅人に必須なアイテムである、収納袋の事である。
見た目の許容量とは、比べ物になら無い量のアイテムを保存することが出来る魔法道具だ。
巾着袋のようなもので、大体3m立方程度の量を収納する事が出来ると言う便利アイテムだ。
そして結構な貴重品であり、馬車なんかを一式揃える程度のお金は掛かる。
重量はその袋にそのまま現れるため、下手にそこに詰め込むより、馬車のほうが最終的に手っ取り早いゆえの値段だろう。
ちなみに、俺のは小さな背負い鞄型で、許容量的には5m立方程度。
便利は便利だが、それほどの重さを背負えるわけでもなく、見た目もぼろいために通常の巾着と同じ程度の値段で売っていた。
……のを俺の第一師匠が値切りに値切って、一日分の食費程度まで値切り倒した一品だ。
それを俺が知らないことをいい事に、どれほどのお金が掛かったかと説いて俺を雑用に狩りだしまくったのは苦い思い出だ。
後日、商人本人からその事を聞いて師匠と大喧嘩したのだが、それもまた別の話だろう。
そしてその『大きな子袋』自体、過去の遺物を改良して使われているものが殆どで、新しいものが出回る事は殆どない。
だがこの店主は当然のようにその術式を弄ったと言う。
ソウの装備といい、この店主は異常とも言える技術を一人で保有しているようだ。
誰かから受け継いだものか、はたまた一から考え出したのか。
もし考え出したというのであれば、
「天才、か」
「ま、良く言われるね。それよりも」
「なんだ?」
「暫く経ったけど、その短刀の使い心地はどう?」
「……切れ味は、いい」
「……いや、魔法の使い心地は?」
「……使ってない」
「もう2週間くらい経ったよね?」
「正直、魔法発動体自体が必要か怪しいレベルの実力だしなぁ」
「……ん、大体無詠唱で終わる」
「……私よりあなたみたいなのを天才って言うんじゃないの?」
空間魔法云々使えるならどっちもどっちだ。
「というか、その短刀で素材切り取ったの?」
「それ用のナイフを買い忘れてな」
「ちょっと見せて」
「……ん」
エルは暫く短刀の刃を見ていたかと思うと、これ見よがしにため息をついた。
「この子、入院」
「強制!?」
「お代は最低価格よ。後ついでにナイフも買って行きなさい」
そこに幾つか架かってるから。とエルは店の奥に引っ込んでしまう。
すぐに何かを研ぐような音が聞こえて来る。
「……ナイフ、買うの?」
「まあ、ついでと言えばついでだし」
指定された辺りには大小さまざまなナイフが並んでいる。
「それぞれ手に持ってみて、しっくり来たやつを選びな。適当なモノ使っても邪魔になるだけだし」
「……ん、これ」
「え、いや、はやいな!?他のも試したの?」
「……神社に似たのがあったから、使い慣れてる」
「しかもデカイし」
ソウが選んだのはソウの腕ほどもあろうかという巨大なナイフ。
所謂マシェットナイフというのだろうか。
片刃の、本体の質量で何かを断ち切るのであろう、重みのある厚さを持っている。
「なんか、短刀よりそれで戦いそうだな」
「……ん、使いやすいからそれもあり」
ヒュンビュンッと、手元で軽々と弄ぶソウ。
本当にとても慣れた手つきである。
「そのナイフは、そこまで切れ味いいわけじゃないから、お勧めはしないよ」
「そっちももう終わったのか」
待たせたかしら?と分かりきった顔で聞いてくるエル。
コイツ、やる気のない顔の癖に仕事が速い。
呆れていると、エルはなにやら値段を提示する。
「それを買うなら、ケースと研ぎ代合わせてこんなものよ」
「思ったより安いな」
「そのナイフには頑丈さ以外特別な効果は何もないもの」
提示された値段は、ほぼ鉱石そのままの値段ではないのかと言う低価格。
数食分の食事代程度の値段だ。
俺は財布からその分の金額を出し、手渡す。
「ひー、ふー、み、はい毎度ー」
「あ、そうだ、この辺のいい宿屋の位置、知らないか?」
「宿屋?それならたしか、店を出てわき道にそれずに、左側18件目の宿が安くて結構いい設備よ」
「おお、把握してるのか」
引きこもっていそうだったし、てっきり殆ど把握してないと思ってた。
聞いたのもほぼ期待していなかったんだけど、思わぬ収穫だ。
「暇なときは外界観察が面白いからね」
「……悪趣味」
「情勢把握は商人にとって必要なスキルね」
「まあ、確かに。教えて貰ったし、文句は言わないよ」
「ああ、私の名前は出さないほうがいいよ。とだけ言っておくわ」
「仲でも悪いのか?」
「自慢じゃないけど、商人達の中では『エル・A・シード』は悪名として轟いてるのよ」
「……悪人には、見えない」
趣味は悪そうだけど、とソウ。
ソウの言い草にエルは苦笑しつつ答える。
「天才って言うのは他に理解されないものなのよ。貴女も気をつけなさい」
「なるほど、妬みか」
「此処にあるのは全て私が開発したモノなのにね。普通の商人には技術の独占に見えるらしいわ」
独占する気もないと言うのにね。と笑うエル。
考えて見れば分かりやすい。
ようはころころ新しいモノを作り出す天才を、商人達が気味悪く思ったか、どうやってもかなわないと知って、爪弾きにしたと。
しょうがないからこんなポイントカードを作って隠れて商売していると。
「ま、別に今の生活も気に入ってるからいいんだけどね」
「……良く分からない、けど、友達がいないの?」
「うぐ、友達は確かにいないわね」
「……わたしと同じ」
「そうなの?」
ソウとエルの理由としては結構な差があるが、まあ、この際それはどうでもいいのかもしれない。
「……だから、友達」
「同情なら要らないよ」
「ソウがそんな同情で物事を話すと思うか?……何も考えていないだけだ、断言できる」
「……ショック」
「びりぃっ!?」
ソウの魔法で痺れて突っ伏する俺。
特に間違った事を言った気もなかったんだけど、なにやら気に障ったらしい。
そんな俺を見てか、ソウを見てか、エルは苦笑する。
「分かった。じゃあ貴方達と私はこれから友達。おーけー?」
「……ん、よろしく」
「言っておくけど、友達だからってまける気はないわよ?」
「期待、してないよ」
見る限り、此処の商品は適正価格の下限ぎりぎりだ。
下げられても逆に困ってしまう。と、突っ伏しながら辺りを見回す。
「んー、でもそうね。ちょっとポイントカードを借りるよ」
そういって、またしても奥のほうに引っ込んでいくエル。
……いいけど、この体の痺れはいつになったら治るんですかねぇ。
そして数分、漸く痺れがひいて来た頃にエルは戻ってきた。
そして手渡されたポイントカードには、なにやら黒い枠がついている。
「急ごしらえだからそんな形になっちゃったけど、これでいつでも此処にこれるわよ」
「どう言う事?」
「カードを持って、此処に来たいと明確な意思を持って、どこでもいいから扉を開けると、ここに繋がるの」
「何そのズルイの」
「もともと専用の扉を発動媒介に勝手に此処につなげるモノだし、ちょっと弄っただけよ」
「……すごい」
「ふっふっふ、もっと褒めてー」
商人達が妬むわけだ。
この勢いで新商品を作られたら太刀打ち出来る気がしないだろう。
まあ、消費者である俺には関係ないが。
「ありがたく使わせて貰うとしよう」
「ええ、大事に使ってよね」
「ああ」
少なくともなくさないように気をつけよう。
「じゃあ、俺達は宿も取らないといけないし、そろそろいくか」
「そうね、もう大分いい時間だし、もう他の店も開いてるはずよ」
「いい時間?」
何か忘れているような?
と、考えて気づく。
「ユエの事すっかり忘れてた」
「……あ」
「ちなみに、この場所はグランドピークからまったく違う場所にあるので、念話結晶も届かないよ」
「また来る!いくよ、ソウ」
「……ん」
苦笑する気配を背後に感じつつ、俺とソウはあわただしく扉を開けて外に出る。
そして聞こえる雑多とした喧騒と念話結晶の声。
「――こらー!いつまで連絡よこさない気なのよ!?いい加減にしなさい!」
「あーこちらトキ。悪い、連絡取れないところに入ってて」
「――あー、漸く繋がった!大丈夫!?何かあったの!?」
「特になにもないよ、理由はあってから説明するから、こっちに来てくれるか」
「――それなら良かった。とりあえず荷物とか起きたいし、そっち向かうわ。宿は取れたのよね?」
「……とりあえず場所は」
「――うん?」
エルの言葉を信じて、その宿の位置を教えて通信を斬る。
と、同時に俺とソウは、人の増えた町の中をそそくさとその宿へと向かった。
作者 「ハイ皆さんこんにちわ、後書き対談のお時間です」
トキ 「どもー」
作者 「と言う事で到着しましたグランドピーク」
トキ 「なにやら話が進んだな」
作者 「前回言った通り、道中はカットですね」
トキ 「その間は何もなかったのか?」
作者 「傭兵達との会話やらちらほらあったには在りましたが、そのへんはまた別の所で語りましょう」
トキ 「とりあえず話を進めると」
作者 「そのはずだったんですけど、気がついたらエリアルシードが出てきてまた反れました」
トキ 「……」
作者 「エリアルシードは本編に殆どから間ない予定だったんですけどねぇ」
トキ 「チートアイテム量産するから?」
作者 「いや、それもそうなんですけど、いまいちキャラが固まっていないと言うか」
トキ 「固めてからだせよ!?」
作者 「いや、概要は決まってますよ?ものぐさ幼き天才ボッチで、だよとかの男の子口調が混じった感じです」
トキ 「決まってるジャン」
作者 「問題は、ユエと絡めるとどちらがどちらかわからなくなることです」
トキ 「……ちなみにユエはどんな設定?」
作者 「根っから研究者だけど超行動派、魔法の才はあるけどちょっと足りない頼れる傭兵お姉さん」
トキ 「結構違わないか?」
作者 「そこは技量不足です?」
トキ 「次回もエリアルシード行くか、ユエ連れて」
作者 「却下です。待ち巡りです」
トキ 「む、それは楽しそう」
作者 「何も問題が起きなければですけどね」
トキ 「起きるのか?」
作者 「今の所予定はないです」
トキ 「勝手に増やすなよ?」
作者 「それも含めて未定です」
トキ 「……」
作者 「と言う事で詳細説明に入りましょうか」
トキ 「今回は、グランドピークの説明ばかりだったな」
作者 「そうですね。概要は作中で説明した通り、ゆっくりと移動する巨大キャラバンになります」
トキ 「でもあの方式だと袋小路とか出来ないか?」
作者 「そこは商会が管理しているので、どこにどの向きでどれくらいの広さでとかお店毎に決められています」
トキ 「何か設計図でもあるのかね?」
作者 「設計図と言うか、更新される地図のような魔法道具があるらしいですよ?」
トキ 「過去の遺物?」
作者 「そうですね。エルなら普通に創れそうですけど」
トキ 「そうだな、エルのチートッぷりが紹介された回でもあるな」
作者 「天才キャラで、支援ユニット、しかし廻りに理解されないボッチキャラです」
トキ 「俺ならつまはじきにするより囲い込むけどな」
作者 「囲い込んだ結果、自分達がどうやっても追いつけないと理解させられてしまったのです」
トキ 「天才こえー」
作者 「本当ですね」
トキ 「ポイントカードも強化されたしな」
作者 「あれはちょっと術式を書きこむ場所を増やして継ぎ足しただけですね」
トキ 「ああ、それで急ごしらえとか言っていたのか」
作者 「たぶん次にいったらもっとしっかりしたモノをくれるんじゃないですかね」
トキ 「特別扱いかな?」
作者 「ボッチキャラ→チョロインないめーじですね」
トキ 「えー」
作者 「しかしそう言うのに限って友達から上にいく階段がなかったりするのです」
トキ 「……実体験?」
作者 「……さて、作中説明はいいですかね。次回予告入りましょう」
トキ 「何か急いで」
作者 「次回はグランドピークでのお買い物回、ソウの装備が漸く整います」
トキ 「あれ?胸当てとかは?」
作者 「いえ、旅用の装備です。大きな子袋とか必需品が掛けているので」
トキ 「あー、確かに、今あいつの風呂敷は俺の袋の中だしな」
作者 「その辺の小物なんかを次回は紹介して以降と思っています」
トキ 「つまり次回も説明会か」
作者 「グランドピークは事実上そんな感じになりますよ」
トキ 「まあ物流の町とかいかにもだしなぁ」
作者 「と、言う事で今回は此処までですかね」
トキ 「なんかやたらと急いでるな」
作者 「速くお風呂に入りたいのです。色々あって昨日入ってないので」
トキ 「……」
作者 「それでは皆さん次回も終わる事のない夢の中でお会いしましょう」
トキ 「ありがとうございましたー」
作者 「さー風呂風呂」
トキ 「毎日入るの?」
作者 「そっちの世界と一緒にしないでください」
トキ 「……贅沢な世界だ」




