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B:Lue ~図書室の女王、夢見の人形~  作者: 湊波
ある陽のプロローグ
13/55

登場人物紹介(ネタバレ含)

「ある陽のプロローグ」内にて出てきた主要キャラのキャラクター紹介になります。プロローグの内容をがっつり含んでおりますので、ネタバレを避けたい方は閲覧をお控えください。

話の進行具合により、随時内容を更新していくかもしれません。

◇登場人物紹介~ある陽のプロローグ編~◇



――……ていうか、なんであんたがこんなとこにいるんだよ


*ソラ*

 性別:男

 年齢:15歳

 容姿:蒼の瞳。耳元と後ろで束ねられた銀髪。髪や手首につけている鈴は姉からもらったもの。

 その他

  荒野の村エレミアの外れにリューと共に住む少年。薬草を売って生活していたところ、行き倒れていたジンを見つけて介抱する。過去に自身の姉を殺すという『罪』を犯しており、村人達からは嫌われている。そのせいかソラ自身も他者になかなか心を開こうとせず、『罪』の意識故に自分の命を簡単に投げ出そうとすることも。

  見知らぬ相手には素っ気ない話し方だが、信頼している先生には心配症なところを見せたり、ジン達を探しに森に入ったりと根は優しい様子。貴重なジンへのツッコミ役でもある。

  ヨルに己の体を貸し、魔物を祓う不思議な能力を持つ。



===================================



――む!? どうした恩人殿、そんなに深い溜息をついて!


*ジン*

 性別:女

 年齢:18歳

 容姿:朱の瞳。赤茶色の髪を頭の上で結い上げ纏めている。

 その他

  荒野の村エレミアの外れの森で行き倒れていた少女。自身の家に伝わる剣『コールブラント』に選ばれながら抜けなかったジンは、それが元で大切な人の絆や自身の一族を失ってしまう。己の未熟さ故に剣が抜けず、たくさんの過ちを犯してしまった――そう思ったジンは以来、『絶対に間違えないこと』を信条に旅することに。

  良くも悪くも真っ直ぐすぎる性格。質問の裏が読み取れず、とんちんかんな返事をしてソラにつっこまれることもしばしば。謝罪する時の額を机にぶつける仕草は名物となりつつある。

  この国唯一の『騎士』。



===================================



――……ほんとう?


*リュー*

 性別:女

 年齢:10歳

 容姿:金の瞳。緩やかに癖のある淡金の髪。

 その他

  荒野の村エレミアでソラと共に暮らしている少女。常にソラの服の裾を掴んで離そうとしない。基本的には無口無表情のようだが、ソラに関しては別のようで頑なに彼を護ろうとする。

  言い争うソラとジンを一言で黙らせたりと、発言は的を射ていることが多い。健気にソラに尽くそうとしているものの、言葉足らずで空回っている様子。

  五感、身体能力共に、十歳とは思えないほど高い。獣のような声を上げて魔物を祓う不思議な能力を持つ。



===================================



――よく護った。幼き者よ……ここからは我が引き受けよう


*ヨル*

 性別:?

 年齢:?

 容姿:ソラの体を借りる。ヨルが表面化した時のみ、瞳の色が闇色に変化する。

 その他

  ソラの身の内に眠るもう一つの存在。ソラの身体を借りて『闇』を操る。その力は森に現れた魔物を凌駕する。

  リュー同様、ソラを護るために行動している。古風な口調で、ソラ曰く『常に取り乱さない』穏やかな性格だが、魔物との戦闘中に突然響いた女の声に動揺し付け入る隙を与えてしまう。

  ジンの持つ剣『コールブラント』を知っていたり、彼女が『騎士の末裔』であることを見抜いたりと、何やら訳知りな様子。




===================================




――それから勿論ドレスね! とーっても綺麗で可愛いドレスに頭にはティアラをつけるの! いいでしょう?


*ディアドラ*

 性別:女

 年齢:16歳

 容姿:背中まで届くくすんだ茶色の髪と同色の勝気な瞳。口元にのほくろは父親譲り。

 その他

  荒野の村エレミアの酒場の主人の愛娘。村一番の美人で、看板娘として酒場で働いている。

  華もない村で一生を終えなければならない人生に嫌気がさし、『女神』ことリティの教えに従いジンと共に森に入る。魔物に恐怖したり、ソラを全く信用しなかったりと素直に感情が先行する、いわゆる普通の人間。ちなみに、酒場で働くことになったジンに仕事を教える役割を担っていたのもディアドラである。

  その後リティに体を乗っ取られ、行方不明に。



===================================



――ソラのそういう隠れ一生懸命なところが私は好きだよ


*先生*

 性別:男

 年齢:?

 容姿:ざんばらに切られた銀灰色の髪と同色の瞳。眼鏡をかけている。

 その他

  隣村の医者。定期的に診療に来る他、村人に知られないようにエレミアの森や荒野に出入りしていた。ソラが唯一心を許していた相手でもある。

  考え事を始めると自分の中で結論が出るまで思索にふける癖がある。それによって得られた結論も、常人には理解しがたい場合が多い。生活には無頓着のようで、エレミアにあった小屋は相当ちらかっていた。

  ソラがジンを助けた数日後、都に向かって旅立っている。しかし、魔物が現れた夜に何故かエレミアにいて様子を見ていたりと、謎多き人物。



===================================




――知らぬな。我はただ『蒼』に惹かれただけのこと


*リティ(ディアドラ)*

 性別:女

 年齢:?

 容姿:ディアドラの体を乗っ取る。基本はディアドラの容姿のまま、瞳の色のみ、血の如く濁った赤色に。

 その他

  本当の容姿、性格など全てが謎の女。平凡な村の生活から抜け出したいと望んでいたディアドラの願いを聴き助言するものの、最終的にはディアドラの体をのっとってしまう。ヨルに声をかけたり、先生と昔なじみであったりと、過去に何かしらの因縁があるようだ。

  ヨルに負けず劣らず古風な話しぶりだったが、ディアドラに憑依してからは歳相応の口調に。彼女に憑依されたものは『濁った黒』と『血の如き赤』に染まる。

  先生が口にした「リティ」という呼び方は彼女の昔の愛称。現在は、「ディアドラ」と名乗る。

2013/08/13 誤字脱字訂正

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