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志望動機

作者: 潮路

久しぶりの作品なのに、この体たらく。

「あなたはどうなりたいの?」

先生は呆れ顔で僕を見つめる。


…そんなこと言われても。

正直、僕はこれからも遊びたい。

志望動機なんてまだ決められないよ。


しびれを切らした先生が口を開く。

「動機なんて、別に何でもいいのよ。生きることに疲れたからとか、いじめられたからとか、不治の病にかかったからとか」


僕はそれに対して少し口答えをする。

「先生を怒らせたから…とか?」


すると先生は満面の笑みになってこう続ける。

「いいわね、それ。志望動機はそれでいいわ。じゃあ…」

「あなたはどうなりたいの?」



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― 新着の感想 ―
[一言] 将来どうなりたいか? たしかにこれは、一生かかっても決められない問題です。 「なりたい職業につけ」と何も知らない人は言いますけれど、それはとても過酷なことなんですよね。
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