影響
響はバイトを終えて、帰路につく…
腕時計の針を見て、睡眠時間の計算をする。
響「1時かぁ・・・朝7時起きだから・・・えと・・・」
独り言を呟く響。
近道である裏路地に差し掛かると、妙な圧を感じた。
響「んっ?」
目の前には目と鼻の無い大きな口を持った黒い塊・・・いわゆる「化け物」が佇んでいる。
響「なんだ?・・・コイツ」
化け物「うぉぉぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」
叫ぶ化け物は右手と言えるか分からない触手を大きく振る。
響へ向けて触手は放たれる・・・・が、
『ビチィィィィイイイイイイイイイイン!!!!!』と大きな音を立てる。
響「ん?????」
触手が響へ当たると同時に炸裂音が鳴り響く・・・
化け物「ンゴォ??!!」
響にはダメージが通っていないことを察すると、続いて左手の触手を振るう。
『バァチィィィィイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!!!』
と先ほどよりも大きな音を立てる触手の攻撃。
響「なんだぁ??」
響へのダメージは特に無い。
化け物は驚いた様子で触手を響へ付けたまま固まる。
響「うーむ・・・・・・」
しばらく悩んだ響はつぶやく・・・
響「倒していいのかな・・・・??」
そう言い放った瞬間、『パンッ』という炸裂音と共に触手を弾いて化け物の前へ跳ぶ。
遥かに人間を超えた跳躍力、爆発的なスピードで、化け物の前で拳を握る。
響「せーの・・・」
右手に力を込めると、グーで化け物を殴る。
化け物は殴られた部分から弾けて、内臓をぶちまける。
やがて粉々になり、消滅する。
消え去る化け物を見ると、
響「あれ?散っていく・・・」
と消える様子を見守る。
響「今のは・・・なんだったんだろ?」




