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急な過去編

第七特務部隊は本日も任務。

隊長のキリエ、副隊長のリリス、以下隊員のサクヤ・ミア・レムナントを連れた『野良死神(なれのはて)』の討伐任務。


冥界へ来た魂が転生を経て、死神になり、自らの存在理由(レゾンデートル)が見出せない死神たちが

いわゆる『野良死神』となる。

存在理由(レゾンデートル)とは『「自身が何者か」「何のための存在か」ということを自身で決める』という曖昧な概念である。冥王の部隊となったキリエ達のように死神部隊員となったり、それ以外にも「冥界の住人」というモブ的な死神もいる。


『野良死神』は魂のまま無尽蔵に暴れまわり、目的も無く生きる死神のことで、その姿は様々である。

基本的には意思の疎通もできず、知能に乏しい機械的な動きをする。


*********************************************************


キリエ「衝破撃(しょうはげき)!」

キリエの手から出る『斬撃のような気』が、四足歩行で逃げる一匹の野良死神を真っ二つに裂く。


野良死神「ぴぎぃぃぃぃいいいいい!!!!!!!!!!!!!」


という声と炸裂音が響く。


サクヤ「さすがですね、キリエさん」

キリエ「あと一体ね・・・リリスたちがやってくれるかしら」


*********************************************************


リリス「穿翔閃(せんしょうせん)・・・!!!」


リリスが巨大な鎌を一振り・・・・

カッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!と一瞬まばゆく光る画面(しかい)

一筋の閃光が野良死神を切り裂く。


リリス「・・・完了ぅ」

と呟いたリリスの携帯電話が鳴る。

『プルルルルルルルル』

リリス「おう」

キリエ「リリス?終わったかしら?」

リリス「よゆーよゆー。さっさと合流して帰ろうぜー」

キリエ「おっけー、じゃあ街の中央で会いましょ」

『プツッ』

ミア「キリエさんですか?」

リリス「おう。向こうも終わったってよ。

    ところでレムナントは少し慣れたか??」

レムナント「は・・・はぃ」

リリス「ははっ。任務っつっても、あんな奴を駆除するばっかりだから・・・

    まぁ、気楽にやろうぜ」

レムナント「あ、いえ。皆さんがお強いあまりに・・・出番がなくて・・・」


冥王部隊の講習を終えたばかりの新人部隊員死神(しんじん)のレムナントは、

少し戸惑った様子で話す。


リリス「一応あたいは、冥界でもTOP5には入る戦闘力だからよ。

    まぁ、マネして戦ってりゃ強くなるって」

レムナント「はぁ・・・・」

ミア(この人、脳みそ筋肉だからな・・・・)


*********************************************************


冥王部隊・・・

様々な役割を持ち、冥界の存在を守る者たち。

冥王ハーデスの手となり、足となる死神たちである。

ちなみに第七~第九は『特務部隊』とされているが、基本雑用や他の隊への補助である。



第七特務部隊 隊長キリエ

死神300期生

黒髪左アップサイドテールでビキニ姿にロングコートを羽織っただけの痴女のような格好をしているが、

死神の間では「優しい」「柔らかい」といった感じで人気。

頼られる存在ではあるが、本人は結構おっとりな性格。めちゃ食う。


第七特務部隊 副隊長リリス

死神357期生

金髪ウェーブのロング髪で、フード付きコートを羽織っている。袖なしシャツにミニスカートで両腕に包帯をグルグル巻いている。

「脳筋」と言われるだけあって、普段のバトルスタイルが「素手で殴る」。

男勝りな性格で、酒と可愛い女の子が好き。

キリエとは仲が良く、一緒に住んでいる。


第七特務部隊 隊員サクヤ

死神415期生

黒髪セミロング、黒のロングコート(これが死神装といわれる冥界で一般的な礼装)。

真面目で仕事熱心な性格で、同期で同じ隊のミアによく注意している。


第七特務部隊 隊員ミア

死神415期生

銀髪ツインテール、黒のロングコート(↑)。

何事にもテキトーな感じで、仕事が嫌い。面倒くさがりでサクヤのお小言に悩んでいる。

よく寝る。仕事中も寝る。


第七特務部隊 隊員レムナント

死神555期生

黒髪ツインロールで、バニーガールの服を着ている(?)

気弱で、おとなしく、友達も少ないと本人は言う。

第七特務部隊への入隊はリリスからの勧誘らしい。

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