急な過去編
第七特務部隊は本日も任務。
隊長のキリエ、副隊長のリリス、以下隊員のサクヤ・ミア・レムナントを連れた『野良死神』の討伐任務。
冥界へ来た魂が転生を経て、死神になり、自らの存在理由が見出せない死神たちが
いわゆる『野良死神』となる。
存在理由とは『「自身が何者か」「何のための存在か」ということを自身で決める』という曖昧な概念である。冥王の部隊となったキリエ達のように死神部隊員となったり、それ以外にも「冥界の住人」というモブ的な死神もいる。
『野良死神』は魂のまま無尽蔵に暴れまわり、目的も無く生きる死神のことで、その姿は様々である。
基本的には意思の疎通もできず、知能に乏しい機械的な動きをする。
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キリエ「衝破撃!」
キリエの手から出る『斬撃のような気』が、四足歩行で逃げる一匹の野良死神を真っ二つに裂く。
野良死神「ぴぎぃぃぃぃいいいいい!!!!!!!!!!!!!」
という声と炸裂音が響く。
サクヤ「さすがですね、キリエさん」
キリエ「あと一体ね・・・リリスたちがやってくれるかしら」
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リリス「穿翔閃・・・!!!」
リリスが巨大な鎌を一振り・・・・
カッッッッッッッッッッ!!!!!!!!!!!と一瞬まばゆく光る画面。
一筋の閃光が野良死神を切り裂く。
リリス「・・・完了ぅ」
と呟いたリリスの携帯電話が鳴る。
『プルルルルルルルル』
リリス「おう」
キリエ「リリス?終わったかしら?」
リリス「よゆーよゆー。さっさと合流して帰ろうぜー」
キリエ「おっけー、じゃあ街の中央で会いましょ」
『プツッ』
ミア「キリエさんですか?」
リリス「おう。向こうも終わったってよ。
ところでレムナントは少し慣れたか??」
レムナント「は・・・はぃ」
リリス「ははっ。任務っつっても、あんな奴を駆除するばっかりだから・・・
まぁ、気楽にやろうぜ」
レムナント「あ、いえ。皆さんがお強いあまりに・・・出番がなくて・・・」
冥王部隊の講習を終えたばかりの新人部隊員死神のレムナントは、
少し戸惑った様子で話す。
リリス「一応あたいは、冥界でもTOP5には入る戦闘力だからよ。
まぁ、マネして戦ってりゃ強くなるって」
レムナント「はぁ・・・・」
ミア(この人、脳みそ筋肉だからな・・・・)
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冥王部隊・・・
様々な役割を持ち、冥界の存在を守る者たち。
冥王ハーデスの手となり、足となる死神たちである。
ちなみに第七~第九は『特務部隊』とされているが、基本雑用や他の隊への補助である。
第七特務部隊 隊長キリエ
死神300期生
黒髪左アップサイドテールでビキニ姿にロングコートを羽織っただけの痴女のような格好をしているが、
死神の間では「優しい」「柔らかい」といった感じで人気。
頼られる存在ではあるが、本人は結構おっとりな性格。めちゃ食う。
第七特務部隊 副隊長リリス
死神357期生
金髪ウェーブのロング髪で、フード付きコートを羽織っている。袖なしシャツにミニスカートで両腕に包帯をグルグル巻いている。
「脳筋」と言われるだけあって、普段のバトルスタイルが「素手で殴る」。
男勝りな性格で、酒と可愛い女の子が好き。
キリエとは仲が良く、一緒に住んでいる。
第七特務部隊 隊員サクヤ
死神415期生
黒髪セミロング、黒のロングコート(これが死神装といわれる冥界で一般的な礼装)。
真面目で仕事熱心な性格で、同期で同じ隊のミアによく注意している。
第七特務部隊 隊員ミア
死神415期生
銀髪ツインテール、黒のロングコート(↑)。
何事にもテキトーな感じで、仕事が嫌い。面倒くさがりでサクヤのお小言に悩んでいる。
よく寝る。仕事中も寝る。
第七特務部隊 隊員レムナント
死神555期生
黒髪ツインロールで、バニーガールの服を着ている(?)
気弱で、おとなしく、友達も少ないと本人は言う。
第七特務部隊への入隊はリリスからの勧誘らしい。




