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冥界にて

響は家でのわずかな癒しの時間を家で過ごす。


『ンミャァァァン…』


響「ふぅわあああああああ・・・ぬっこかわえええええええええぇぇぇ」

Toutude(通称:とうつで)で猫の動画をベッドの上で観ていた。

自身が今日トラックに轢かれたことはしっかりと忘れていた。


響「明日は学校休みだし、ジムでも行くか・・・」


そう言って眠りにつく。


*********************************************************


一方、「冥界(めいかい)」にて、会議が開かれていた・・・


トリスタン「今回の議題ですが・・・全体的に死者の魂が不足しています」


銀髪メガネのインテリぶったやつが狭い会議室で喋っている。


ガウェイン「トリス・・・とりあえず茶が欲しい!」

一つ目の仮面をした金髪の男がつぶやく。

ガウェイン「熱めの緑茶がいいなぁ~」


ハーデス「さんせ~い」

いわゆる『上座』に座るこの男が「冥界の長」であるハーデス。

大き目の羊の角を左右にあしらった、黄金の兜をかぶったパンイチの大男。

右手をあげ、緑茶を所望している。


トリスタン「あ、はい。すぐに準備させます・・・」


パーシヴァル「で、魂が不足って??」

猫耳カチューシャをつけたにビキニっぽい姿の少女(?)が問う。

トリスタン「ああ…地球からの魂が減っているんだ」


ランスロット「要因は??」

全身鎧がトリスタンに問いかける。

トリスタン「いや・・・それがさっぱり」

パーシヴァル「それが分からなきゃ対応のしようがにゃくにゃ~い??」

トリスタン「えっ・・・それを調査するのってお前らの役目じゃね??」

パーシヴァル「はっ!?それは作戦!!部隊!!!の!!仕事じゃ!!!にゃいのか!!!???」


*********************************************************


冥界・・・

ここでは『死神』たちが地球や他の星々からの魂を管理(転生・転移の行先を決定)する場所。

ハーデスの指揮を下に部隊が構成され、それぞれの死神たちが様々な役割についている。


冥界の長 冥王・ハーデス

第一作戦・参謀部隊 隊長トリスタン

第二情報・処理部隊 隊長パーシヴァル

第三攻撃部隊 隊長ガウェイン

第四防衛部隊 隊長ランスロット

第五補助・回復部隊 隊長エレイン

第六魔導部隊 隊長マーリン

第七特務部隊 隊長キリエ

第八特務部隊 隊長アヤメ

第九特務部隊 隊長マルス


*********************************************************


トリスタン「いや・・・まぁ、どっちでもいいけど、調査をする必要はあるな」

キリエ「あの・・・発言よろしいでしょうか・・・」

ハーデス「なんだい??」

キリエ「今日会った地球人なんですけど・・・

    トラックに轢かれて死ななくて・・・・

    どうしたらいいでしょうか・・・・???」


会議室がしばし鎮まる・・・・


ハーデス「すまん。トラックというものがよく分からないが、

     普通の人間は死ぬものなのか??」

キリエ「ええ・・・刃物で刺されて死ぬ程度のものですから・・・・

    トラック・・・に轢かれるということは、その10倍以上の威力です。多分」

ハーデス「ふむ・・・実際目にしていないからな。では第七特務部隊で抹殺せよ」

トリスタン「ハーデス様。その要因となる事柄の調査に関しては・・・」

ハーデス「多少強い生物(せいぶつ)」がいるだけの話・・・

     我々の力を使って、冥界へと誘ってやろう」

トリスタン「はっ」

ハーデス「ところで、第八・第九と隊長が不在のようだが何かあったか??」

トリスタン「んやぁ・・・特に何も聞いていないっすねぇ」


*********************************************************


響「ふぁあああああああああああああ」

大あくびで目覚める響。

これから学校に向かう準備をするのであった・・・・・

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