冥界にて
響は家でのわずかな癒しの時間を家で過ごす。
『ンミャァァァン…』
響「ふぅわあああああああ・・・ぬっこかわえええええええええぇぇぇ」
Toutude(通称:とうつで)で猫の動画をベッドの上で観ていた。
自身が今日トラックに轢かれたことはしっかりと忘れていた。
響「明日は学校休みだし、ジムでも行くか・・・」
そう言って眠りにつく。
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一方、「冥界」にて、会議が開かれていた・・・
トリスタン「今回の議題ですが・・・全体的に死者の魂が不足しています」
銀髪メガネのインテリぶったやつが狭い会議室で喋っている。
ガウェイン「トリス・・・とりあえず茶が欲しい!」
一つ目の仮面をした金髪の男がつぶやく。
ガウェイン「熱めの緑茶がいいなぁ~」
ハーデス「さんせ~い」
いわゆる『上座』に座るこの男が「冥界の長」であるハーデス。
大き目の羊の角を左右にあしらった、黄金の兜をかぶったパンイチの大男。
右手をあげ、緑茶を所望している。
トリスタン「あ、はい。すぐに準備させます・・・」
パーシヴァル「で、魂が不足って??」
猫耳カチューシャをつけたにビキニっぽい姿の少女(?)が問う。
トリスタン「ああ…地球からの魂が減っているんだ」
ランスロット「要因は??」
全身鎧がトリスタンに問いかける。
トリスタン「いや・・・それがさっぱり」
パーシヴァル「それが分からなきゃ対応のしようがにゃくにゃ~い??」
トリスタン「えっ・・・それを調査するのってお前らの役目じゃね??」
パーシヴァル「はっ!?それは作戦!!部隊!!!の!!仕事じゃ!!!にゃいのか!!!???」
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冥界・・・
ここでは『死神』たちが地球や他の星々からの魂を管理(転生・転移の行先を決定)する場所。
ハーデスの指揮を下に部隊が構成され、それぞれの死神たちが様々な役割についている。
冥界の長 冥王・ハーデス
第一作戦・参謀部隊 隊長トリスタン
第二情報・処理部隊 隊長パーシヴァル
第三攻撃部隊 隊長ガウェイン
第四防衛部隊 隊長ランスロット
第五補助・回復部隊 隊長エレイン
第六魔導部隊 隊長マーリン
第七特務部隊 隊長キリエ
第八特務部隊 隊長アヤメ
第九特務部隊 隊長マルス
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トリスタン「いや・・・まぁ、どっちでもいいけど、調査をする必要はあるな」
キリエ「あの・・・発言よろしいでしょうか・・・」
ハーデス「なんだい??」
キリエ「今日会った地球人なんですけど・・・
トラックに轢かれて死ななくて・・・・
どうしたらいいでしょうか・・・・???」
会議室がしばし鎮まる・・・・
ハーデス「すまん。トラックというものがよく分からないが、
普通の人間は死ぬものなのか??」
キリエ「ええ・・・刃物で刺されて死ぬ程度のものですから・・・・
トラック・・・に轢かれるということは、その10倍以上の威力です。多分」
ハーデス「ふむ・・・実際目にしていないからな。では第七特務部隊で抹殺せよ」
トリスタン「ハーデス様。その要因となる事柄の調査に関しては・・・」
ハーデス「多少強い生物」がいるだけの話・・・
我々の力を使って、冥界へと誘ってやろう」
トリスタン「はっ」
ハーデス「ところで、第八・第九と隊長が不在のようだが何かあったか??」
トリスタン「んやぁ・・・特に何も聞いていないっすねぇ」
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響「ふぁあああああああああああああ」
大あくびで目覚める響。
これから学校に向かう準備をするのであった・・・・・




