響、入隊
トリスタン「あ・・・・?」
消えたパンチングマシーンに度肝を抜かれるトリスタンは言葉が出なかったようで息が漏れるように口を開ける。観戦しに来た死神たちも言葉を失っている。
キリエ「うん。じゃあ、ひとまずね・・・」
響「・・・弁償の必要とかある??」
キリエ「大丈夫よ」
『魔力』『気力』『腕力』の測定を終えて、響とキリエは闘技場を後にする。
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測定を終えた響はハーデスに用意された控室で待つ。キリエはハーデスや隊長との話し合いがあると響を置いて出て行った。響は控室にあった料理に舌鼓を打つ。
響「これはどんな調味料を使っているんだ・・・うまいな・・・・」
10分程して、キリエが響のいる控室へと戻る。
キリエ「響・・・」
響「んぐ・・・おかえりなさい」
キリエ「お腹いっぱいになったかしら?」
口の周りに米粒をつける響に問いかけるキリエ。
キリエ「冥界もね、地球にも負けないグルメがあるのよ??」
響「うん。確かに美味いわ。特にこの鶏肉を炒めたようなものと白米にも似た穀物のこの触感・・・」
キリエ「お米は偉大よね・・・醤油とか照り焼きソースは私も好き。まぁ、お口に合ったなら良かったわ。」
食事に関する会話に花が咲く。どうやらキリエも日本食には覚えがあるような口ぶりだ。
響「で、俺の評価はどうだった??」
キリエ「ああ、問題ないわ」
響「3食ちゃんと食わせて頂けますかね???」
キリエ「あ、、も・・・・問題ないわ」
ハーデス「ああああああああああああああああああああああああああああああ」
2人の会話を割って話すように飛び込むハーデス。
ハーデス「響きゅん!!!!君やるやん!!!!!!!!!!!!!」
響の肩を掴んで大きく揺さぶる。
響「ええ、ああ、はい」
ハーデス「魔力や気力は無いけど・・・・腕力は過去一だねぇ!!!」
響「あ、はい。」
ハーデス「合格にしておくわ!!!死神部隊試験!!!!」
響「はぁ・・・・」
特に考えも無いまま返答をする響。自身が冥界の戦士に選ばれたことにあまり関心がない様子。
ハーデス「野良死神を倒した実績もあるし、誰も文句無いっしょ??」
響「ああ・・・そんなもんなのか・・・・な?」
キリエ「これで貴方も冥界の死神部隊員よ。とりあえず、どこかの部隊に所属してもらう必要があるわね・・・・」
響「うむ?」
キリエ「私たちの部隊で良いのかな?冥王様・・・・?」
ハーデス「そだね。いいと思うよ」
響「???」
キリエ「冥界では、冥王様の下、死神部隊に所属してもらう必要があるのよ」
響「飯が食えて、働ければ、俺は構わないが・・・・」
キリエ「ok。私達の部隊は歓迎するわ」
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成り行きで響は第七特務部隊へと入隊したのであった。




