第18話 奇襲
海上自衛隊第7護衛隊群旗艦おらね CIC(戦闘指揮所)
「これより、島奇襲作戦の内容について改めて解説する。島の上に第5護衛隊群、第6護衛隊群を配置する。この2個護衛隊群は島に対する奇襲をやってもらいたい。残りの2個護衛隊群は島に対する艦砲射撃をやり、敵の注意をそらす。」
「海将補。つまり、島に対する艦砲射撃、奇襲を同時にやり、敵の戦力を分散させるということですね。」
「その通り。幻想郷陣営は見てもらうだけで十分です。」
「そうとなれば、艦隊全艦艇に連絡。作戦開始と。」
「了解。」
第7護衛隊群 はたかぜ型護衛艦 9番艦いたかぜ艦橋
「村田艦長。おらねから連絡です。どうやら初陣はこの"いたかぜ”のようです。」
「そうか。ルーラル王国との戦闘で多少実戦は経験している。今の我が艦なら初陣など容易い。」
「なぁ千葉田。この戦いが終われば次はどんな敵が来るんだろうか。」
「さぁもしかすると我々のような近代国家だったりして。」
「世界は広い。それは別の世界でも同じのようだ。いや、別の世界じゃないな。"理想郷”だ。」
「・・・・・・・対地戦闘用意、主砲発射初め。」
「了解。主砲発射よーい。」
「砲雷長。外すなよ。」
「了解してますよ。」
「主砲撃ち方始め!」
いたかぜの54口径127mm単装速射砲二門から主砲弾が発射される。続いて他の艦艇も射撃を始めた。
兵器図鑑
54口径127mm単装速射砲
種類
艦砲
原開発国
イタリア
運用史
配備期間
1972年 - 現在
配備先
イタリア海軍
アルゼンチン海軍
カナダ海軍
海上自衛隊
大韓民国海軍
インド海軍
アルジェリア海軍
スペイン海軍
ドイツ海軍
オランダ海軍
ナイジェリア海軍
開発史
開発期間
1965年 - 1971年
製造業者
オート・メラーラ社
諸元
重量
コンパット砲: 37.5トン
アレッゲリト砲: 27トン
ブルカノ砲: 30 - 34トン
要員数
遠隔操作
砲弾重量
31.75 kg
口径
127mm (5.0in)
銃砲身
単装
仰角 コンパット砲
俯仰範囲: -15°/+83°
俯仰速度: 30°/s
旋回角 コンパット砲
旋回範囲: 330°
旋回速度: 40°/s
発射速度 コンパット砲: 45発/分 アレッゲリト砲: 35発/分
初速 808メートル毎秒
有効射程 15,000 m (対水上) 7,000 m (対空)
最大射程 23 km (通常砲弾)
イタリアのオート・メラーラ社(現レオナルド社電子機器・防衛&セキュリティシステム部門)が開発した艦載砲システム。高発射速度と軽量化を両立し、優れた性能を有する。




