第17話 交戦開始
しばらくして海上自衛隊護衛艦DD-1152ゆきなみが艦隊に向かってくる26の目標を探知した。DD-1152ゆきなみは同じく第8護衛隊群各艦に通達、中島海将補の指示によりこの目標を艦載している2機のヘリでこの目標を調査した。その結果、目標は島から来た海竜騎士であった。
「津軽艦長。今なら90式SSM(90式艦対艦誘導弾)で攻撃して倒すことも可能です。」
「砲雷長、我がゆきなみの対艦誘導弾の本数は8発だ。それが尽きれば主砲とCIWSとESSMくらいしか残らない。」
「なら4発のみ発射してその後はCIWSと主砲で排除というのは。」
「主砲とCIWSか。いいだろう。」
「FCS-2の管制なら主砲弾の消費は抑えられるだろう。」
「SSM攻撃始め!。SSM撃ち方始め!。」
「90式SSM、敵海龍に着弾!。敵海龍沈黙。敵海龍部隊は速度が低下。」
「今だ。速射砲、撃ち方始め!。」
「主砲弾、敵目標に多数命中!、残6!。」
「CIWSで対応!。」
「20mmCIWSブロック1B射撃初め!。」
高性能20mm機関砲にはブロック0、ブロック1Aなどの型があり、ブロック1Bはレドームの右側に光学照準装置があり、これにより対水上射撃が可能となった。
「目標全てロスト、迎撃成功。」
「旗艦に通達、敵からの攻撃だと。」
「了解。」
「津軽艦長、対潜哨戒ヘリから連絡、ソナーから巨大生物が接近中であり形はイカのような形との事。」
「対潜戦闘!。対潜哨戒ヘリに150kg対潜爆弾を投下、艦隊に寄せ付けるな。」
「了解、こちらCICよりシーナイト1へ、150kg対潜爆弾を投下し艦隊への接近を許すな。」
「了解、シーナイト1、2 搭載している150kg対潜爆弾
による攻撃を行う。」
「こちらCIC、敵の攻撃に注意せよ。」
「了。」
「150kg対潜爆弾、投下。」
ドン!という音がした。どうやら投下した150kg対潜爆弾はイカ型の生物(?)に大ダメージを与えたようだ。
「こちら第8護衛隊群旗艦くずも、こちらからもSH-60Kを3機発艦させた。ゆきなみ艦載のSHと第二波攻撃を実行したい。」
「了解。我艦もRUM-139A VLAで対潜戦闘を。」
「VLS、1番から6番、RUM-139A 発射!。」
RUM-139A VLAはVLSから発射されると水面に落下し、目標に向かう。
「対潜ヘリから投下された第二波の150kg対潜爆弾、我が艦から発射されたRUM-139A、目標に命中しました。 目標、沈黙。」
「対潜用具収め、戦闘終了。」
ローラシア連邦海防軍 ローセナー海防軍基地
ローラシア連邦海防軍の中でも最大限に大型なのがこのローセナー海防軍基地である。ここには海防軍の艦隊の1つ、第一艦隊の司令部が置かれていた。
「オーバト艦長、失敗は許されないぞ。海防軍最新の艦艇を各艦隊から招集した最新装備の6隻だ、これを失えば海防軍の失態となり空防軍、さらには陸防軍に笑われるぞ。」
「はい、ハーバート司令。必ずや成し遂げてみせます。」
「その意気だ。」
海防軍艦隊編成
オハマ級大型空母(フォレスタル級航空母艦に酷似)
ローラマ級ミサイル巡洋艦(オールバニ級ミサイル巡洋艦に酷似)
バラード級ミサイル巡洋艦(ベルナップ級ミサイル巡洋艦に酷似)
ローバ級ミサイル駆逐艦(チャールズ・F・アダムズに告示)
マージ級ミサイル駆逐艦(キッド級ミサイル駆逐艦に酷似)
ヨラマユ級大型強襲揚陸艦(イオー・ジマ級強襲揚陸艦に酷似)
陸防軍
第23遠征団
空防軍
第89遠征航空団
を含む艦隊は、大量の武装を保有しながら幻想郷に向かった。




