第16話 島へ
ちなみに203X年の自衛隊では幹部自衛官の不足により本来は師団規模を指揮する階級が陸将から陸将補となり、群司令の階級が一等海佐になっていたりしています。
ローラシア連邦首都マーレーナ
「すまないが急いでくれないか?。急用なんだ。」
「分かりました。気おつけてくださいよ!飛ばしますよ!。」
ローラシア連邦海防軍基地
「キルガシア大佐。待っておったぞ。」
「はっ。ハバムート中将。」
「これより。連邦国防軍大会議を始める。」
「会議の理由は我々海防軍が先の戦争(吸血鬼侵略)により大幅に武力を失った。そのため新たな侵略地として幻想郷を目的に進行する作戦、ホバーブート計画の実行だ。」
「見たところ、幻想郷にはまともな海軍は愚か、戦列艦すらもないとの事。」
「我々は西洋妖怪の長のバックベアード様から直々に我が国による侵略を命令してくださったからには最大限の兵力で撲滅するまでである。」
「ならば6隻のミサイル駆逐艦、巡洋艦で彼岸へと行く帆船を撃沈し、我が国の恐ろしさを見せるのだ。」
「了解致しました。」
しばらくして海上自衛隊4個護衛隊群からなる島調査艦隊の旗艦、しらね型護衛艦おらねへとシーホークの部隊が帰ってきた。それと同時に3人の人が後部ヘリコプター甲板に着艦した。
「海将、こちらです。」
中島に声をかけた幹部自衛官の先にはこの世界からの同行者であろう3名がいた。
「こんにちは。私はこの艦隊の司令官、中島海将です。海将は軍で言うところの中将です。」
「私は博麗神社の巫女、博麗霊夢よ。そこにいる金髪の魔女は魔理沙、そこにいるのは新聞記者の射命丸文よ。」
(覚えるのが大変だな。まぁしょうがないか。)
「そして私がしらね型護衛艦"おらね”艦長を務めている、倉垣二等海佐です。」
「私は第7護衛隊群司令官の中口一等海佐です。」
「ようこそ、護衛艦おらねへ。」
「島へは全艦が約20ノットで航行します。その時に島からの襲撃がある可能性があります。先程古代魚のような身体をしている魚が我が艦隊へと攻撃を仕掛けてきました。」
「尚、艦隊は4個護衛隊群32隻と補給艦5隻で編成されます。」
「この”おらね"は対潜を重視に開発されており、必ず1隻以上の護衛が必要です。」
「護衛に関しては付近の各護衛艦に任せます。」
「1つ質問があります。」
「確か、新聞記者の人ですね。なんですか?。」
「この艦隊の船は全て鉄出できていて頑丈そうですが、武装が主砲1、2門というのは貧弱だと思いますが。」
「それは、あなたがたには理解できない武装を積んでいますからね。」
「とにかくあと数時間したら全艦艇で島へ向かう。」
「各艦に通達、数時間したら島へと向かう。その間対潜、対空警戒をげんとせよ。」




