第15話 交流
シーホーク03は弾幕による攻撃を受けていたが、弾幕の大きさ、そして相手がヘリだったため簡単に回避された。ちなみに攻撃の元凶はそこらの妖精。
「くそっドアガン!。」
「なんですか?。」
「攻撃が受けた方向からおそらく右の森からだ!」
「74式車載7.62mm機関銃で森に機銃掃射だ!」
「はい!」
その声の瞬間、74式車載7.62mm機関銃により森の木々が粉砕される。その瞬間、銃手は自分たちに攻撃していた妖精と目が合った。
「すまない・・・・・」
そう呟くしか無かった。
「あともう少しですから頑張ってください!。」
「無理を言うな!。ドアガンは元々不審船用だ!。対地射撃なんぞやったことないわ!」
「あっ!見えてきました!」
「やっとか!。」
日本人ならばどこでも見たことがある光景だった。高くそびえ立つ鳥居がある、あの光景が。
「あの3人か?連れてこいと言われたのは。」
「ドアガンしまっとけ。」
「はい。」
そのうちに地上隊員から大きい丸のサインが見えた。どうやら上手くいったらしい。
「あの3人、隊員よりもこっち(シーホーク03)を見てますね。」
「そりゃそうだろ。こんな竹とんぼに白いナマズの身体が付いたものが飛んでいるんだからな。」
「おい、地上隊員。状況をオクレ。」
「3人のうち1人(巫女)がかなりブチギレてる状態でして・・・・。シーホークまで送っていくのは、骨が折れますよ。」
「まぁお疲れだな。」
「何とかなりませんかね?。」
「なんとも。」
「後、どうやら我々は先導してくれれば自分たちでおらねに着艦するそうです。」
「了解。地上隊員はシーホーク01、02に乗っておらねに向けて先導をを。」
「了。」
その頃海上自衛隊は。
海上自衛隊第7護衛隊群旗艦おらねCIC(戦闘指揮所)
「艦長!。ソナーに反応あり。」
「どうやら島から先に仕掛けてきたらしいな。対潜戦闘よーい!。」
「哨戒ヘリは全て発艦しているから無いが、我が艦は対潜を主軸に開発された艦艇だ!。前甲板VLS、RUM-139 VLA発射よーい。」
「了解!。目標!敵潜水目標!。VLS1番から8番発射始め!。」
1度空へと上がり色々な部品が外れながら、パラシュートが開き、RUM-139 VLAは海へと放たれた。
「RUM-139 VLA、目標に向かう。着弾まで、3 2 1 着弾。敵目標沈黙。」
しばらくして、RUM-139 VLAが当たった目標が浮き上がってくる。浮き上がってきた死骸は、古代魚のような身体、顔つきの魚だった。おらねの後部に搭載されているデッキクレーンで死骸は引き上げられた。
「なんか変な匂いしますね。」
「あぁこの臭いとも言えないし、いい匂いだとも言えないしという変で絶妙な匂いだ。」
「シュールストレミング(世界一臭い食べ物)よりかはマシだと思うが。」
「とりあえずサンプルだけ回収してあとは護衛艦のヘリで基地の研究所に持っていこう。」
「瓶15個分でいいだろ。」
「おーい。シーホーク(哨戒ヘリ)が帰ってくるぞー急いで片付けしておけ!」
「早く済ませるぞ。」
「はい。」
後に判明したことだがこれは敵に寝返った古代魚だったらしい。ちなみに名前はダンクルオステウス。
ダンクルオステウス
約4億1600万年前から約3億5920万年前程に生息していた古代魚。この魚は、当時の生態系の頂点に立っていたと考えられている。
RUM-139 VLA
アメリカ合衆国の対潜ミサイル。既存のアスロックをもとに垂直発射に対応した改良型である。
種類 対潜ミサイル
製造国 アメリカ合衆国
製造 ロッキード・マーティン
性能
ミサイル直径 35.8 c m
ミサイル全長5.09 m
ミサイル重量 748 kg
射程 22 km
誘導方式慣性誘導 (INS)




