憑依、時々サイコ

埼玉で一人暮らしする入社７年目の銀行員・奥田彩子は、何者かに刺されて死んだ武闘派ヤクザ・冴木の憑代（よりしろ）になる。
最悪の出会いだったが、やがて、冴木は自分を殺した犯人を探すために、奥田の生き難い日常生活の改善に手を貸すことになる。
こうして、平日はOLの体を借りた狂犬・冴木が、道を外れた社会人達に極道精神できっちり落とし前をつけ、週末は冴木を殺した犯人を探して、彩子が捜査を始める事になる。
やがて、彩子の心の奥にしまった、サイコパス性が目を覚ます。