第4代目:「修行、独り言、寺にて。」
さて、今回もとっても酷い出来上がりです。
始皇帝「こんな小説でも、読んでくれる人居るんだなぁ・・・」
う、うるさいなぁ!
でもやっぱり、読者の皆様には感謝の気持ちで一杯です。
更新が遅くてもしっかりと読んでくださっている・・・。
そんな読者様方が大好きでございますぅぅぅ!!
信長「キモい!作者を討ち取れ!」
ちょ!?足軽軍団が・・・。
ギィヤァァァァァァァ!!
始皇帝「コホン・・・それでは、今回も楽しんでいってくれないか?」
日蓮宗、一向宗、時宗、曹洞宗、臨済宗、浄土宗・・・。
このように、たくさんの宗派が日本には存在する。
さて、今回は最初にあげた宗派より前の宗派の物語。
真言宗と天台宗のお話。
つまり、空海と最澄の時代のお話である。
「なんかさ、あれじゃね?空海は色々あるけど、俺ってあんまり特徴無くね?」
いきなり、最澄がそう呟いた。
確かに、教科書や先生の話等だと、空海の話は多いが、最澄の話はあまり聞かない気がする。
「もう、一人呟きのコーナーみたいになってるけどさぁ、空海はことわざにも出てるじゃん?」
「しかも、ウ○キペディアの内容の濃さが全然違うし」
最澄がふてくされたように、呟いていく。
正直な話、本当にそのとおりである気がする。
空海は「弘法も筆のあやまり」ということわざがあるのだが、最澄にはない。
風信帖と同様、最澄にも空海宛に書いた手紙があるそうだ。
「しかも、あれでしょ?高野豆腐の発祥の地か何かでしょ、高野山って」
「ほら、何も無いじゃん!!寺に関する特徴一つないじゃん!!惨めなやつだけじゃん!」
確かに、惨めではあるが最澄の言うとおりであるかもしれない。
本当に特徴が無くて、正直な所授業するまでは、この人の存在を知らなかったのである。
空海は知っていたのだが、最澄については全く知らなかった。
宗派の名前としては出てくるのだが、作った人は?と聞かれると少し困る人物である。
「大体、空海はどこかで温泉沸いたって言うじゃん!杖か何かでついたら!」
「俺はないよ!!銅像か何か位しかねぇよ!!多分!」
本当にそうなのかもしれない、と考え込んでしまう位特徴がないのだ。
ちなみに、最澄の書いた手紙は国宝とされている。
「しかも、寺は焼かれるしよぉぉぉ!!!」
織田信長に、延暦寺は焼き討ちされてしまうのである。
正直、近代化しすぎている最澄ではあるが、そこは気にしない方向で行こう。
なんだか、いたたまれない人物である。
「あれなんだよ、嬉しかったことが覚え方だけなんだよ!」
「天台宗・最澄だから、「天才・最澄」って覚え方があるんだよ!でも、それしかねぇよ!」
せめてでも、嬉しいことがとても小さい。
正直な所、手紙が国宝になったという話もある。
どちらかといえば、そっちのが嬉しい気がする。
念のため言っておくが、作者も最澄については実によく知らない。
「で、俺の書いた手紙は「久隔帖」っていうんだけど、まったく一発変換できねぇんだよ!」
「でもな、「風信帖」は風の一文字の変換はできるんだよ!久隔帖は全然できねぇの!」
ちなみに、これは全て作者のパソコン変換調べである。
一発変換を行うと、「風心情」「嗅覚上」となる。
使っているソフト、パソコンによる個人差は気にしない作者調べである。
「もうやだ!全体的にやだこんちくしょぉぉぉ!!!」
そして、この叫びの後に弟子にまで「うっさい!!黙って修行しろ!」と言われてしまった・・・。
その言葉に最澄は深く傷ついて、修行を再開したが、この一日は一切弟子に口を聞かなかったそうな。
今回も今回で全くためにならない歴史の勉強であった。
THE END
ちなみに、wikiの話はガチなんです(笑)
最澄「本当に何のとりえもないじゃねぇか・・・」
本当にねー・・・。
でも、一応は天台宗なんて大きい宗教団体になったじゃん。
最澄「絶対、禅宗のが人気だって・・・」
・・・それでは、次回♪