私が私を売る理由とは
深夜テンションで書いてるので多少支離滅裂なのは大目に見てほしい。
人はいずれ死ぬ。どんなに徳を積もうが犯罪に手を染めようがいずれ平等に死ぬ。だから現在進行形でゴミみたいな人生を送っている私も、いずれ死ぬ。気軽に他人に言えない生活をしている私だけどこのまま全部隠して死ぬのも何だか惜しいので、私の生活についてこれからここにちまちま書いてみようと思う。壮大な独り言だ。
現在私は夜の仕事と呼ばれるものをしている。オブラートに包まずはっきり言ってしまえば風呂屋、風俗だ。泡姫というやつである。風俗嬢は世間一般では汚いという認識だし、実際「お金のために身体を売るなんて」と嫌悪感を抱く人も多いと思う。それにキャバクラや高級クラブで働く女性たちからは夜の仕事という同じ括りにすんなと言われたりもする。まあ実際色々と汚いし高級店以外では水商売のお姉様たちみたいにすんげえトーク力と愛嬌が必要とされるわけでもない。あ、ここまで読んで「エッ、こいつキモ」と思った方はお互い精神衛生上よろしくないので速やかにページを閉じてほしい。よろしく頼む。
そんな嫌われがちな職についている私だが、風呂屋で働き始めるまではむしろ貞操観念は強すぎるくらい強かった。「ファーストキスは好きな人としたい!初体験ももちろん好きな人としたい!」などと宣い、漫画や小説の大恋愛に憧れて携帯小説を読み漁るような夢見がちガールだった。貞操観念ガチガチのくせにコミュ障でゴミだったので、人生で恋人ができることはほぼなかった。ただし会話みたいにその場で速攻球を打ち返す必要のない文字でならコミュニケーションは人並みにとれたので、高校生くらいまではネット上に彼氏がいた。でも全員元々メンヘラor付き合ううちにメンタルがヘラってしまって、数ヶ月音信不通になるor逆に毎日LI○Eで分刻みのやりとりをして夜から朝まで電話という生活に私が耐えきれなくなり別れを切り出すという流れが定番だった。ちなみに「別れるなら死ぬ」「付き合ってくれないなら死ぬ」両方言われたことがある。そう私、メンヘラホイホイだった。ちなみに名言を残したそいつらは2人とも未だに元気に生きてる。
話が脱線した。それからまあ何やかんやあって貞操観念ゆるゆるガールになり、自分の店を持つための資金を稼ぐために風呂屋の世界にドボンしたというわけだ。目的が目的なので貯金があってもそれはほぼ私の金ではないし、その金は預けていて私の手元にないので金銭感覚がバグりブランド物を身につけインスタには金持ちかぶれの写真がまみれているなんてこともない。むしろインスタやってない。一度、「貯金も良いけどたまには自分にご褒美買ってあげな」とスタッフが言うので某有名ブランドの「私金持ちです!!!!(自称)」という声が聞こえてきそうなブランドロゴの主張が激しい帽子を買ったことがある。でも私の地味顔には壊滅的に似合わなかったし3日で飽きた。ブランド物の価値なんて、結局それを身につけてる人の気分次第だと思う。私には合わなかった上にテンションが上がるどころか虚しくなるだけだった。
また脱線した。そんな庶民派の私、風呂屋の中でもなんの冗談か高級店に在籍してる。風呂屋は価格帯で大まかなランク分けがされていて、上から高級・中級・大衆となる。高級店にいるのはやはり神に愛されてますねと言いたくなるような容姿の女の子ばかりだけど、その中に紛れてひっそり生きているのが地味ブスの私だ。まさに神のいたずら。主人公だらけの漫画に迷い込んだモブキャラA。そして容姿だけじゃなくて接客も高級店ともなるとただ身体貸すんで好きにしていいですよで生き残れるわけでもなく、トーク力とか愛嬌とかもちろんエロさとかも必要になる。あと高いからこそ頻繁に来るお客さんも少ないし、それこそ毎週毎月来るようなお客さんと出会えるかどうかという点では運ゲーだったりする。そんな難しい世界で顔も地味な上に存在も地味な私、可もなく不可もなくなぜか数年生き残っている。まあこの仕事が性に合っているんだろう。
私は昔から自己価値というものがあほみたいに低くて、さらに前述の通りコミュ障だったので他人に褒められるということがなかったし、他人とどう接したら喜んでくれるのかがずっと分からなかった。だからよく物を買って差し出した。自分では他人に何かしてあげるのが好きな性格なんだと思ってたけど、多分それ以外に相手を喜ばせる方法を知らなかったというのが大きな理由だと思う。それが一転、この業界で働き出してからはお客さんたち皆が純粋な目をして口を揃えて「可愛い」と言ってくれた。たまに嫌なお客さんもいて色々嫌味も言われたけど、その中で「お前は顔だけで売ってるタイプだろう」と言われてキョトンとしてしまったこともあった。顔だけ?何それ超褒め言葉じゃん!というやつだ。私は私が大嫌いだけど、お客さんたちは私と会っている時間中、私のことを認めて肯定してくれる。それが救いで、私はこのゴミみたいな人生を今も生きることができている。やっぱり人間はどんなに自分が嫌いでも承認欲求というものは持っているらしい。自分が自分を嫌ってるのに他人には認めてほしいなんて矛盾もいいとこだけど、多分誰しも誰かに自分という存在を受け入れてもらわなきゃ生きていけないんだと思う。店では表向きは奨学金を返済するため、裏の理由が店を持つための資金集めとなってるけど、実際店の資金集めなんてのも私にとっては表向きの体裁で、実際は自分の承認欲求を満たすためなんていう若干重い理由で私は自分を売って生きてる。結論、私もメンヘラだったというわけだ。
綺麗にまとめた(気分になっている)けど、実際私がこんな仕事をしているなんて家族は知らないし口が裂けても言えない。特に母親は過保護という文字を背負って生きているのかな?というような私is生き甲斐なヒステリック人間なので、私の現状を知ったら多分死ぬ。冗談抜きで。これが現実。現実厳しい。でも正直私がこんな人間になってしまったのは両親の育て方にも多少の原因はあると思っているし、実際兄妹全員若干人生の道を踏み外していたりするのでその中で私の人生ゲームが盛大にバグっていても大目に見てほしい。まあ家族の話はまた別の機会にしようと思う。とりあえず今は大学に入る前の私に言いたい。平凡の代名詞のお前が非日常になんて憧れるべきじゃない。分かったらお家に帰って寝なさい。以上。
あとまずないと思うけどこれを呼んで風俗に興味を持った人、特に女の子がいても気軽に「お金欲しいし私もやってみようかな」とか考えないでほしい。代わりに失うものが多すぎる。お金のありがたみとか平常な感覚とか大切な人からの信頼とか、生きていく上で必要なものをたくさん失う。私は確かに救われたけど、それでも人生はまだまだ辛いし私はいつまで経ってもゴミのままだ。知らなくていいことは、知らないまま生きていこ。きっとその方が圧倒的に人生楽しい。その代わり気になることあったらなんでも私に聞いてくれ、なんだったら相談も聞くさ。乗るとは言ってないけど。以上。




