ほんとにサブタイトル考えるの難しいのですが。
御影の家はこのあたりに住んでる人で知らない人がいないほど大きく有名である。
家は和風作りの家で、家の敷地に入るのには大きな門を通らなければならない。門を通ったら15歩程度で玄関に着く。玄関に着いたはいいものの、家が広すぎるため、家の構造を知らない人が一人で入れば迷子になってしまう。
庭と言われる部分には、松の木、桜の木が数本植えられていて、小さな池が一つあり、そこには鯉が数匹泳いでいる。蔵もある。
「御影の家っていつ来ても慣れないよ……」
「ボクも慣れてない……」
大きな門の扉と大きな門の扉についている小さな扉から敷地内にはいる。
「ここまで大きくなくてもいいと思う……」
「それはわたしも同感かな……」
玄関の鍵を開けて、唯を家の中に通す。
「ただいま……」
「お邪魔します……」
家に入り、御影は自分の部屋に唯を案内する。
「お茶持ってくるから待ってて」
「わたしも行くよ?」
「一人で大丈夫だから、唯は待ってて……」
「わかった」
御影は部屋を出て、階段を下りて姿を消した。
御影が戻ってくる間に唯は両親に帰りが遅くなることを伝えた。
唯『今日帰り遅くなるよ』
父『どのくらい?』
唯「結構』
母『どこによって行くの?』
唯『御影の家』
母『何かあったの?』
唯『あったって言えばあったかな』
父『今からそっちに行く』
母『あなたお仕事は?』
父『家族に何かあったなら仕事などやってられない!』
母『そうね』
唯『え?くるの?』
父母『待っててね』
「御影に伝えないと」
唯は御影が帰ってくるまで、御影の部屋を見まわしていた。
「戻ってきたよ」
「御影、わたしのお父さんお母さんが今からこっちくるかも……」
御影は戸惑った様子で、床に座った。
「そ、それなら客室に行った方がいいかな……」
「わかった」
御影は持ってきたお茶を持って、唯はカバンを持って客室に向かった。
客室も広かった。
「ごめんね。御影急に来ることになっちゃって」
「大丈夫だよ」
唯の両親がくるまで、昔の話や説得できるか、など、いろいろ話した。
『ピンポーン』
「来たみたい」
唯の両親が本当に来てしまった。
「お久しぶりね御影ちゃん」
「お久しぶりです……」
「唯から何かあったって聞いたけど」
「その話は、中で……」
御影は、唯の両親を客室まで招いて、何があったかを話し始めた。
「そうなのね。おばさんにまかせなさい」
「お母さん頼りにしてるよ」
そんな話をしていると、客室の襖が開かれた。
「御影さんのお友達ですか?」
「あ、はい。唯と唯の両親です」
「これはこれは、あの件ですか」
使用人も知っていたみたいで、その件について話合ってた。
日が沈み、太陽の光を借りて月が明るく照らし始めたころ、あの人は帰ってきた。
「ああ……お客様か。俺は奥で仕事をしている」
「御影ちゃんのお父様でございますか?」
「そうだが」
「少々お話がございます……」
唯のお母さんは声や顔は普通だが、明らかにいつもとは違っていた。
ほんとうにサブタイトル考えるのが難しのですが。そんなことより、多分読んでいる人はいないと思いますけど、読んでいただいてありがとうございます。
最近アズレンの方で新しいイベントが始まりまして、少々頑張っております。うちの大艦隊の人が結構ランキングに乗っているので、「すごいなぁ」って思っている今日この頃。最近は気温の上がり下がりが激しい気がします。体調に気をつけてください。