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雪降る季節  作者: 狐猫
7/11

サブタイトルとか考えるのめんどくさいです。すみません

明宮あけみや ゆいの朝は早い。

 起床してから、駆け足で洗面台まで行き、寝ぐせを直す。パジャマ姿のまま、リビングに行き、母親が作った朝食を食べ、洗面台まで行き、歯を磨く。ここまでは一般的である。

 いったん部屋に戻り、パジャマを脱ぎ、クローゼットから制服を取り出し、タンスから下着を取り出し、下着を身に着ける。下着を身に着けた後に制服を着て、リボンを付けて登校する準備は完了。

「準備よし。御影みかげに連絡しとこうかな」

 連絡をした後に、唯は家を出て歩きだした。

「いってきまーす」

 今日の唯の予定としては、学校の終業式を終わらせて、御影の家に行き、御影の父親の説得である。説得に成功できるかは、わからないが、やれるだけやってみるつもりである。

「もしも、ダメだったら……そんな事は考えない!」

 家を出てから少し歩いた所で、唯を御影は待ち合わせをしている場所がある。そこで唯が軽い独り言をしていると御影が歩いてきた。

「唯、おはよう」

「おはよう、御影」

 御影の挨拶に答える唯の顔は、少し難しい表情だった。

「ボクの事なら気にしないで……」

「ダメだよ。御影と一緒にクリスマス過ごしたいから」

 唯の口から出た言葉を聞いた御影は赤くなった顔を隠すようにマフラーを上にあげた。

「御影、手つなごう?」

 唯の追い打ちをかけるような言葉に戸惑いながらも、御影は唯に手を差し出す。

「唯……?」

 唯は御影の手を力強く握っていた。

「学校行こ」

「う、うん……」

 唯と御影は手をつないだまま、学校に行き、途中で御影は手を放そうとしたが、唯が放してくれなかったため、玄関前まで手をつないでいた。

「御影……放課後にね」

「うん……わかったよ、唯」

 学校にきて、唯と御影は別々の下駄箱に行き、別々の道を進んで行く。


 終業式の内容は、ざっくり、羽目を外さないだとか、事故に気を付けろだとか、当たり前の事を言って終了した。

「やっと終わったね」

「そうだね。これからどうする?」

「どうしよっか?」

 御影のクラスでは、放課後どこに行くかなど、そのような話が飛び交っていた。

「お前ら座れ。HRホームルーム始めるぞ」

 教師が入ってきた事により、教室内は静かになった。

 教師が適当に話をした後に解散となった。早く終わったため、御影は唯の教室まで行くことにした。そのことを唯に連絡してから、御影は教室を出た。

「唯……」

 御影が唯の教室の前まで行くと、ちょうど唯が教室から出たきた。

「唯……?」

「御影、行こう」

 唯は明るく振舞った。

 玄関まで行き、靴を履き替えて、二人は合流する。

「御影、手」

「う、うん」

 唯い言われるがまま、御影は手を差し出した。

「唯……震えて」

「大丈夫だよ」

 御影の手を握る唯の手は震えていた。これから、御影の家に行き、話をするため緊張をしているのだと御影はすぐに理解した。

「唯には、ボクがいるから大丈夫だよ……ダメだったとしても……」

「絶対に説得するから。わたしに……」

 唯は少し暗い顔をした。その顔は緊張なのか、恐怖なのかわからない。

「ボクなんかのためにありがとう……」

 御影は唯に聞こえない声で呟いた。

なんとなくぱぱっって書いてます。アズレンの研究の開発ドッグの伊吹の経験値ための1がまだ終わってないです。さすがにきついです。次のお話でね

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