クリスマスプレゼント 唯
――土曜日――
唯はいつものように、街に足を運んでいた。
目的は、御影へのプレゼント。
「御影ってメイド服とかに似合いそう」
唯は文化祭の時にクラスで開いた喫茶店でメイド服を着て以来、『御影が着たら似合いそう』と思っていた。
「メイド服が売ってそうなお店ってどこかな?クラスの人達に聞けばすぐかな?」
『文化祭の時のメイド服ってどこで買ったの?』
『兄貴が働いてる店で買ったの~ 唯ちゃん気になったの?』
『そんな感じかな』
『わかった。店の場所送っておくね。 後兄貴に連絡しとくから』
『ありがとう』
送られていた地図を見て唯は、目的のお店まで足を進める。
「ここのお店かな?」
地図が示す場所に着いた唯は看板を見て、少し不安に思った。
唯が立ち尽くしていると、店の中から一人の男性が出てきた。
「君が唯ちゃんか?」
「は、はい。」
「妹から話は聞いているから中に入ってくれ」
言われるがまま唯は店の中に入っていった。
「メイド服が欲しいって聞いたけど、サイズはどのくらい?」
唯は自分のスマホの中に入っている写真を見せた。
「ふむふむ。 なんとなくわかった」
「これだけでわかるんですか?」
「なんとなくだけど。 このサイズでどうかな?」
出されたメイド服は見た感じ、御影とサイズぴったりのものだと唯は直感した。
メイド服にはいろいろ種類がある。今回は、クラシカルが出された。
「あの、メイド服ってミニスカのイメージがあるんですけど…」
「これはクラシカルっていうやつ。 メイド服にもいろいろ種類があるんだよ」
「そうなんですね」
「そうだね。 お会計だが…」
唯はお会計を済ませて、店を後にする。
「これなら御影も喜んでくれるよね」
唯からは笑みが少しこぼれた
読んでしまった、方がいたらすみません。まだ続くのかって思った方すみません。どんどん短くなってきてるし、雑になってるって思った方すみません。頑張ってクオリティ上げます。すみません