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ヤミとカゲ  作者: まいまいഊ
-静寂の記憶は、ときに彷徨い-
63/100

62・ケースの中で生きている。

「お主らの目の前におるぞ……」

 頭に直接響く不思議な言葉を、蜥蜴は発している。


「生きてるっピョ」

 並ぶ硝子のケースの中、一つだけ生気を帯びた瞳がこちらを見ている。

「われは大地をつかさどる蜥蜴なり」

 蜥蜴は、名乗る。

「これは、仮の姿、我はとうの昔にこの地で眠りについたのでな。おぬしに話しかけるために、手ごろな器を借りたのだ」

「そ、そうですか……」

 グイは、おおよそ蜥蜴とはかけ離れた獣の姿に戸惑いを隠せない。

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