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55・それは、単なるマッチです。
「ウピュー。底がみえないッピョ」
地下深くまで降りていく階段を覗き込む。
明かり無しでは、到底歩けそうも無かった。
グイは、道具袋から木で作られた棒状の物を取り出した。
この道具で火をつけるのだ。点け方はいたって簡単である。ちょっとざらざらした感じの板に擦る。すると火がつくのだ。
「魔法の道具ピョ!すごいピョ!」
魔物にとって、この炎の出る道具は魔法の道具に見えるらしい。
「正確には、魔法ではないんだけれどね」
「ウピュー。底がみえないッピョ」
地下深くまで降りていく階段を覗き込む。
明かり無しでは、到底歩けそうも無かった。
グイは、道具袋から木で作られた棒状の物を取り出した。
この道具で火をつけるのだ。点け方はいたって簡単である。ちょっとざらざらした感じの板に擦る。すると火がつくのだ。
「魔法の道具ピョ!すごいピョ!」
魔物にとって、この炎の出る道具は魔法の道具に見えるらしい。
「正確には、魔法ではないんだけれどね」
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