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52・みっつめのガラクタ。
動かなくなった蜥蜴の傍らに、曲がった鉤の爪のような形をしている物が落ちていた。装飾品ように煌く物体は、間違いなくガラクタだろう。
グイはそのガラクタを拾う。そのついでに、この蜥蜴の鱗も1枚頂くことにした。剥がれかけた鱗を見つけ、1枚だけ入手した。それは、透き通った赤い色をしていて、宝石のように美しかった。
「死体のでも、記念にほしいピョか」
プテリは、人間という種族に奇妙な習性があることを改めて知った。
動かなくなった蜥蜴の傍らに、曲がった鉤の爪のような形をしている物が落ちていた。装飾品ように煌く物体は、間違いなくガラクタだろう。
グイはそのガラクタを拾う。そのついでに、この蜥蜴の鱗も1枚頂くことにした。剥がれかけた鱗を見つけ、1枚だけ入手した。それは、透き通った赤い色をしていて、宝石のように美しかった。
「死体のでも、記念にほしいピョか」
プテリは、人間という種族に奇妙な習性があることを改めて知った。
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