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42・魔の者の姿を確認する。
柱の影が見える位置まで移動する。
いかにも闇の者が好んで身にまといそうな黒いローブ姿が見えた。
尖った耳、服の裾からのぞくしっぽ……到底、人間には見えない魔の者の姿。
彼は蜥蜴に夢中で、グイの存在に全く気がついていない。
今なら奇襲できるかもしれない。
幾分か戦いに慣れたと言っても、もともとは普通の村人であったグイにとって、戦いは常に命がけ。
どんな卑怯な手を使おうと、勝つためには手段は選んでいられないのだ。
柱の影が見える位置まで移動する。
いかにも闇の者が好んで身にまといそうな黒いローブ姿が見えた。
尖った耳、服の裾からのぞくしっぽ……到底、人間には見えない魔の者の姿。
彼は蜥蜴に夢中で、グイの存在に全く気がついていない。
今なら奇襲できるかもしれない。
幾分か戦いに慣れたと言っても、もともとは普通の村人であったグイにとって、戦いは常に命がけ。
どんな卑怯な手を使おうと、勝つためには手段は選んでいられないのだ。
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