32/100
31・壷の中に入っていたもの。
魔物が消える現象と入れ違いに、魔法を放ったと思われる光がグイに近づいてきた。それは徐々に輪郭がはっきりとしてきた。
「我は水をつかさどる蜥蜴。闇蜥蜴の使者のかけし封印を解いた者達よ、礼を言うぞ」
グイの背丈3倍は有ろうかという碧色の蜥蜴が、今その姿を現した。
伝説の蜥蜴が目の前にいる。
グイは声をかけようと口を開いた。
「言わずとも分かっておる」
しかし、碧蜥蜴にはグイの言おうとしていた事を知っていたようだ。
魔物が消える現象と入れ違いに、魔法を放ったと思われる光がグイに近づいてきた。それは徐々に輪郭がはっきりとしてきた。
「我は水をつかさどる蜥蜴。闇蜥蜴の使者のかけし封印を解いた者達よ、礼を言うぞ」
グイの背丈3倍は有ろうかという碧色の蜥蜴が、今その姿を現した。
伝説の蜥蜴が目の前にいる。
グイは声をかけようと口を開いた。
「言わずとも分かっておる」
しかし、碧蜥蜴にはグイの言おうとしていた事を知っていたようだ。
特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。
この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。