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26・青い鱗の壷を見つけた。
遺跡に漂っていた不思議な気配は、この壷からのものだったのだろうか。
この壷を調べれば何か蜥蜴の手がかりが見つかる可能性もあった。
つい昨日まで儀式に使われていたようなどこもひび割れていない、新しい壷であった。
しかし、しっかりと封印がなされている鱗の壷は、グイの力では紐一つ解くことは出来なかった。
「見ぃつけた」
その言葉と共に、グイは我にかえった。
グイは今置かれている危機的状況を、すっかり忘れていたのだ。
遺跡に漂っていた不思議な気配は、この壷からのものだったのだろうか。
この壷を調べれば何か蜥蜴の手がかりが見つかる可能性もあった。
つい昨日まで儀式に使われていたようなどこもひび割れていない、新しい壷であった。
しかし、しっかりと封印がなされている鱗の壷は、グイの力では紐一つ解くことは出来なかった。
「見ぃつけた」
その言葉と共に、グイは我にかえった。
グイは今置かれている危機的状況を、すっかり忘れていたのだ。
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