1/3
ノートを見つつ、再会を
今日も1日が始まる、
そして、書く、私、
お題目に従って書くのもいいけど、
自由に書くことだって、いいじゃない。
子猫が笑った。
「はぁ、悩み」
悩みの言葉を口にする。
書こうにも書けない私が憎い。
完結できない、私を背負いながら、
重い荷を背負いつつ、
どうすれば、道を作れるのだろうか?と
誰かに聞こうにも聞けない無力な創作活動を
捨てられた猫が私を見る、
どうしようもない、
繊細なガラスのように、
私の心は砕け散りそうだ、
一枚のお金があれば、
求めるものが叶う世界ならば、
「人なんて、人なんて……」
結局は金が大事さ、
人よりも、人なんて自分の利でしか動いてないから。
信用は無一文になったときに
始めて知る。