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脇役冒険者エースの日常  作者: 多田野箱
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世界の話

すんごい久しぶりに投稿、また生暖かい目で見てくれると嬉しいです。


 むかしむかし、今よりも魔法や神秘が強かった頃。


 光と闇、聖と魔が入り乱れ争った神々の大戦が光の聖神の勝利という結果で終わった。


 それより後、聖神の眷属たる「人」の時代が続いていた1000年前、人住まぬ北方の山脈に闇の魔神が復活した。


 そして復活と共に生まれた66の魔王柱、闇の魔神による大魔法で魔物に変えられた者の侵攻が始まり、5年の内に魔の勢力は平和に慣れてしまった人類の領土を4割にまで減らし人は全滅の危機に瀕したのだった。


 だが人の勇者アレイナルが4年に渡る旅路の末に魔神に深手を与えたことで魔神の魔法が弱まり魔物達の力が大幅に減衰。


 そこに好機を見出した人の国は一致団結、魔王柱を多数打つことに成功し、侵攻を押しとどめた。

 戦線が膠着したことで時間の出来た人は元々あった独自の力を急速に進歩させる。


 ドワーフは数多ある鉱物から最高の素材と技術を用いて強力な武具の生成をし。

 エルフは卓越した魔力器官と寿命を生かした新たなる魔法の開発・研究をし。

 ヒューマンはその叡智と異能オプションにて多数の国の商工と戦術を発展させた。


 さらに魔物に負けぬよう兵を鍛え上げる国、賢者を育成する国、神代の魔法によって勇者を召喚しようとするなど国を挙げて魔王柱を倒そうとする動きも活発化。

激動たる戦いにより魔王柱は現在までに3分の1にまで数を減らしていた。

 しかし大元の魔神を倒せなければ魔物達のそう数も減らず、歳月を掛けても人が取り戻せた地域は元の半分程度。


 今日も強大な魔物が地を駆け、魔王柱が人の地を我が物にせんと侵攻している。

 人もそれに対抗し、賢者、大戦士、聖人達がその侵攻を撃ち返す。

 両者の力は拮抗状態、時に勝ち、時に負け、どちらも戦闘の根を断ち切ることは出来ないでいる。


 そんな世界に今各地で様々なことが起きようとしていた。


 魔法国家トキオンの召喚術により救世の勇者がこの世界へ―――


 嘗て世界の理を覆した大賢者の娘が新たなる冒険への旅路に―――


 魔王柱の襲撃によって全てを奪われた男の復讐劇が―――


 神代の大戦にて死した英雄が骨だけの身となって現代に甦り―――



 戦いに決着がつくのはそう遠くない未来かもしれない……だが、これは世界を変えるような者達の話ではない。

 辺境の街に住む、一人の冒険者の物語だ。


世界を変える系の人達の物語は道中ちょこちょこ出すと思うのでサブストーリーにも目をちょっと通してくれると嬉しいです。

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