First Stage
掲載日:2017/05/17
旗を掲げている
この群衆の中、
騒々しい雑音の中で
勝利の女神は誰に微笑むのだろう
脆弱でも精一杯手を伸ばして
旗を掲げる者なら
運命よ、味方せよ
それが望むところだ
全ての命は儚くて
下らないものにすら見えるけれど
偶然が重なって生まれた命なのだ
金色でなければ意味がないなんて
金色の意味を求めてしまうなんて
例えるなら、矜持を忘れずに上を向いて咲く花の群れの中にいるようだ
その群れを見れば
私も路傍の花になるだけだけど
意志を持った者なら
勝つと決めたときに
その手には必ず何かを持っている
これはただの始まりなんだろう




