表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
私と彼女の365日。  作者: 徠夢
5月
1/3

5月1日

 私の名前は葉月りら。14歳の中学二年生。部活は陸上部に所属している。

 突然だが、私は今、恋に落ちた。


 「りーらっ!大丈夫?ぼーっとして。次、りらの番だよ!」

この空気の読めないやつは霜咲杏。同じ2年で幼なじみ。

 こいつのことはどーでもいいとして、今は新入部員達との自己紹介の最中だった。

 「2-Aの葉月りらです、よろしく。」

 自分の自己紹介は手短に済ませ、彼女の自己紹介の番を待った。


「1年の追星彩音です。あ、えっと、1-Aです。よろしくお願いします!」

 可愛い。尊い。彩音ちゃんか、名前。

 彩音ちゃん、あやねちゃん、あやね...。うん、可愛い。

 一目見て、顔がすっごく可愛いと思った。そしたら声も可愛いかった。名前も可愛かった。

 あー、もう、どうしよう。これ明日から部活来れるかなってくらい、私の中に変化をもたらす出会いだった。


 それまでの私は、すごくつまらない存在だった。いつも同じ時間に起きて、部活に出て、授業受けて、また部活に出て、帰って寝る。とても世界が色褪せて見えてた。よく杏も一緒に居てくれてたな、ってくらい。

 そんな私に、彩音ちゃんは色を与えてくれた。

 そう、多分、一目惚れとか言うやつ。




   5月1日 月曜日


 ・陸上部に新入部員が入ってきた。

 ・彩音ちゃんまじ可愛い。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ