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恋姫興国記  作者: むむむ
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島津軍領内の内政

「さて皆に仕事を任せたから少しはやることが少なくなったな。しかし、まだまだ、やることがあるからな黄巾の乱が発生するまでには、まだ時間があるっぽいな。まだ冀州に動きが無いし、それじゃぁ俺も動くかな」


誠は100人程の兵を率い城の外に出た。


「まずは、内陸部に行かないとな、20人は木炭を作れ出来るだけ多く作ってくれ。40人は硫黄を多く採掘して来てくれ。その他は俺についてこい。」


島津軍の重臣たちは各々に任された仕事を達成するために動きまわっていた。


「治安部隊を創設するわ。危険な職業だけど安定した収入は与えるわよ。そしてこの職業に入ったら兵役免除するわ。」菊華が街の中心で募集をしている。


「俺、やってみようかな。安定した収入欲しいし。」「農家だと収入少ないからやってみようかな。」


菊華の周りには当初募集の150人を大きく上回る250人が治安部隊の仕事に興味を持ちやって来た。


一方その頃の銀は

「疲れた~だけど頑張らなくちゃ、ご主人様のためにも!!」

北海の地図という非常に大切な仕事を任されているから信頼されていると気付き、非常に細かいところまで書いてある。抜け道や賊の隠れている洞窟なども全て書かれている。



鏡は近くの学習塾に行ってみた。「すいません。ここの塾内に優秀な者で島津殿に仕えてもいいという方いませんかね?」

鏡は教師らしき人に聞いていると教師らしき人物は少し考えて

「一応居るにはいますよ。ただし、あまり周りと絡もうとしない子でして…」


「見せていただきたいのですが大丈夫でしょうか?」


「少々お待ち下さい。」少し待たせて「お待たせしました。こちらの子でして、」

鏡は連れられてきた女の子を見て直感的に島津軍に居なくてはならない人物になると感じた。「名前は何と申す?」と気が付いたら言っていた。


女の子はゆっくりと口を開け「名前…………」鏡は名前を聞き城に二ヶ月後に来るように話した。


そして治安維持のために巡回している郝昭隊が、ある山賊と争っている所を見て気になり近づいてみた。


「なんとっ!?」郝昭と一騎打ちでやりあえる山賊がいることに鏡は驚いた。

(この人材はかなりのものだ武将として欲しいところだな。どうするべきか・・・)


「紅花殿ちょっとお待ちください。「なに」この男かなりの腕を持つ者殺すには惜しいです。「じゃあどうするの?」引き連れている者の命を保障するかわりに我が軍の末端に加えるのがいいと思いますよ。「鏡くんがそう言うならそうする。」ありがとうございます。」


鏡は男の方を見て「条件を呑みますか?」「わかった降伏する。」「では、あなたが引き連れている賊を全て我が軍に入れてください。私たちは少しでも戦力が欲しいので。


ひとまずあなたを解放します。ただし二ヶ月後に城の前に来て下さい。」


そういい鏡は次の人材を探しに行った。





「島津から使者が来てるよ姫ー」「猪々子さんいれてあげなさい。」「はいよ、姫」


「謁見ありがとうございます~やはり他の方とは違いますね~尊敬しちゃいます~」


「そうでしょぉ~オーホッホッホッホ」


「そういえば~顔良さんはどこにいるんですか~」


「斗詩さんはあなた達がこの袁本初に献上した鄴を統治しているのですわ。」

(邪魔な人がいなくて幸運です~)「お礼を言いたかったんですが~まぁいいでしょ~今回は我が島津のお願いがあって来ました~」


「なんですの?」

「我が島津軍は~袁紹殿と~同盟を組んで欲しいな~と思いまして~公孫瓉さんにもお願いをしようかと思っています~。」


「なぜあのような方と同盟を組まなくちゃいけないのですか?ぱっとしないあの方と組むことは一生の恥だと思いますわ。」


「それは~逆です~地味な方が近くに居たほうが~とても華麗に見えるのですよ~特に~公孫瓉さんは袁紹殿に感謝をして~尊敬されると思います~」


「それならあの方と組むのも悪くないですわね。猪々子さんどう思いますの?」「あたしは姫が目立てればいいと思うよ。」


「オーホッホッホッホそうですわね。島津さんにしょうがないから華麗な私が同盟組んであげると言っときなさい田豊さん。地味なお方にもお願いしますわね。オーホッホッホッホ」


(さておバカさんの件は~終了したから次は~地味なお方です~)



城の訓練場では太史慈が大声を出し兵を動かしている。


「そこで両翼を閉じ包囲をするのだ!!」


「休憩に入る。休憩終了時に今の動きをもう一度やるからできるようにしとけ。」

(ここの兵は動きが良いな孔融殿の時にはここまで動けなかったな。この兵たちを使わせてもらえるとは、信頼されている証拠なのか?私も信頼しているけどまだ真名を預けてない。)


小さくため息を吐き


「はぁーいつ真名を預けようかな。」




「孤児を多く集めてきてください。」孫乾が1人の孤児におねがいをした。


「なんで?僕たちは邪魔ものだよ?集まるとじゃ待って言われるからいやだよ。」


「君たちの住む所を作るんですよ。そして給料も渡します。君たちが住む家を作るのを手伝ってくれないか?大変だけど人数が多ければ早く家が出来る。」


「お金もらえるなら良いけど。家を作っても住むお金ないよ?」


「お金はいただきませんよ。ただ君たちを放っておくことが出来ないから我が主、島津殿が提案したんだよ。少しでも恩返しをしたいと思ったら島津殿に仕えてみたらいいと思うよ。」


「わかった。たくさん呼んでくる。その子たちも一緒に住んでいい?」


「大歓迎ですよ。」笑顔で子供の頭を撫でている。


「じゃあ呼んでくる~」


さぁどのくらいで作り上げることが出来るかな。



二ヶ月後


島津軍軍議


「さて、各々に任せた仕事の成果を教えてもらおうか。まずは菊華」


「わかったわ。募集人数を超える人数が集まったわ。一応全員採用してみたわ数は250人大丈夫?」


「大丈夫だ問題ない。次は法律を作ってもらう。一冊の本に条文を纏めそれに違反した者を牢に入れたり罰金をしたりするんだ。まずは人を殺めてはならない盗みをしてはならないした場合は厳しく取り締まるみたいな感じで書いてくれ。」


「わかったわ。出来るだけ細かく書いた方がいいわよね。」


「あぁ、次に銀、地図の方はどうなった?」


「北海のことは何でも書いたよ。」


銀から渡された地図を見てみた。地理のほかに人口が集中している場所や盗賊の拠点、どこで何が栽培されているのか等書かれていた。


「銀、上出来だ。次にこの街の地図を二枚描いてくれ。一枚はここにしまってもう一枚は治安部隊の本部に置いてくれ。それとこれからの時代、情報が正確で多い方が勝ち残るだろう。そのためには銀おまえの仕事次第で有利になったりする。頑張ってくれ。」


「頑張りますご主人様!!!」期待を込められうれしくなる銀。



「楯、諜報部隊はどうだ?」


「完璧です。どこに出してもばれないでしょう。」


「では数を増やせ3000に」


「何故です?今は内政に力を入れるべきでは?」


「外の情報は必ず必要になるその時に急いだとしても遅いそれに後から育てるのも難しくなるからな軍が出来たばかりの方が他の間諜が混ざらなくて情報が漏れない。それでも不満か?楯よ」


「すいません。異見を言ってしまって。」


「気にするな。みんなもそうだがこれから間違っていると思ったら言ってくれ。遠慮しては良い国はできないからな。次に鏡よ人材発掘の方はどうだ?」


「文官1人武官2人ですね。呼んできますか?」


「資料はあるか?」


「はい。名前と出身得意なことは書き取ってあります。」


「見ながら面接でもやるか。呼んで来てくれ。」



「「「失礼します。」」」


1人は体格が良く背が大きい男だ背中には布で刃が巻かれている大剣を背負っている。

1人は紫の髪をした女の子だ頭には鉢巻のようなものを巻いている。背中に背負っている武器は大斧である。こちらも布が巻かれて切れないようになっているが撲殺はできるだろうww

1人は黒髪でショートカットの眼鏡を掛けた女の子だ手には本を持っている。菊華の髪が短いバージョンだなドンマイ菊華始まって早々にキャラが被るとはな


「順番に紹介をしてください」鏡が三人に向かって話す。


「俺は高順だ字は無い真名は山茶花だ。山賊をしていたが陳羣殿に説得され働いてみないかと言われここに来た。俺を雇ってくれ頼む。陳羣殿から大将の理想を聞き俺たちみたいなならず者を作りだす世を変えてほしくその末端でもいいから手伝わせてくれ。」


「おまえはこの世を変えたいと言ったな俺ではなく袁紹や曹操の方が天下を取るのに近いぞ?」


「あいつらは、多分今までと同じような国家を作り何も変わらないと思い島津殿に使えることを決めたんだ。あんたじゃなかったら俺は仲間にならず降伏もしなかった。」


「ふむわかった。では次の者」


「はいっ私は徐晃と申します真名は細波です。私は曹操さんに使えようと思ったんですが仕官しようか迷ってた時にこちらへ誘われて見るだけ見てみようと思ったんですがこの街を見て活気付いていることに気が付いて良い君主何だと思いこちらに仕官することを決めました。」


「俺は山茶花と細波を武官として即採用しようと思っている。兵を率いることが出来る将が欲しいからな。そしてきみは?」


「名前…法正…真名…風鈴…仕官理由…ここなら…私を上手く使ってくれると…思った。」


「風鈴よ菊華と水晶に並ぶ軍事的才能を見せてくれ。」


「うん…」


「さて三人とも改めて言うが我が軍を手伝ってくれ」


「おうよ大将」

「わかっていますよ。私を好きなように使ってください。」

「うん…がんばる」


「それじゃまず初めての仕事を頼む風鈴。俺が持ってきた木炭、硫黄そして硝石これを湿気が無い所で混ぜ合わし圧縮してこの鉄の玉に入れてくれ。くれぐれも濡らさないでくれ。」


「はい…」


「次に山茶花、おまえは好きな兵1000を集め自分の軍にしろ。おもに奇襲などに使わせてもらう。」


「おう」


「細波、太史慈といっしょに訓練を頼む。」


「孫乾孤児院はどうだ?」


「完成までもう少しです。」


「引き続きお願いする。水晶紙を大量生産するぞ。ここに書かれていることを10ほどの農家にやらせてくれいいな紙を作る家はこの城の敷地内に住ませてくれ。」


「紙で儲ける気ですか~」


「あぁ軍資金を増やさないといけないからな。」


「頼んだぞ。さて紅花、馬を出来るだけ買って来てくれ。」


「はいです。」


「軍議終了する解散!!」


「「「「「「「「「「「はい!!」」」」」」」」」」」







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