人材登用
「さて菊華の方は優秀な人材が見つかったかな?」
「見つかればいいですね~」
城に戻ってきた誠は菊華の元へと行く。
「菊華どうだ~良い人材はいたか?」
「誠さんに言われて作った文官用の“てすと”というものを行い優秀な者が二人程出ましたがどうしますか?」
「ふむ面接をしてみるか。菊華、水晶ついて来てくれ。」
二人がいる部屋に案内をしてもらい部屋に入った。部屋の中にいるのは男女一人ずつであった。男の方は背が低く、青い髪を短く切りそろえており、緊張をしているのか体が細かく震えていた。
もう一人は薄い桃色の髪をショートカットにしてある目がぱっちりとした女の子であった。
「さて二人には最終試験を行うよ。まぁ試験といっても気楽に答えてくれ。まずは名前を教えてくれるかな」
「はっはい僕の姓は陳、名は羣です。」
ほぉ~思わなかった大物が来たな確か曹操の文官で人物鑑識眼がかなり優れていた人物だったな。俺たちには今一番必要な者かもしれないな。
「私の姓は呂、名は凱、字は季平です!!」元気よく返事をした。
呂凱…か。確か南蛮の反乱の時に反乱に加わらず諸葛亮に褒め称えられた人だったな、書記のような仕事をしていた気がするな。確か地味な感じじゃなかったかなww
「陳羣、呂凱君たちに問題だ。この地の悪い所を答えなさい。そして使える覚悟があるなら真名を預けてくれるかな。」
「「多くの勢力に囲まれている所です。」じゃないかな?私の真名は銀」僕の真名は鏡です。」
「ありがとう銀に鏡二人のような有能な人材が加わってくれるなんて嬉しいよ。俺の名は島津誠。姓が島津で名が誠。二人の好きなように呼んでくれ。」
「わかりました。誠様」落ち着いて返事をする鏡
「わっかりました~!!ご主人様!!」それとは対照的に爛漫な感じで答える銀。
そして「ご主人様!?」うろたえる誠
「好きに呼んでくれって言ったじゃないですか!!だから決定です!」
「まぁいいや菊華、水晶、二人にこれからのことを話しといてくれ。そして、四人ともこれからは忙しくなってくるから気を引き締めろよ。俺は楯を見てくる。」
訓練場にて楯を見つけた。
「全員集合隊列を組めー、さっ誠様どうでしょうか我が鍛錬した兵は」
「韓馥と戦った時とは段違いだな。もう少し訓練を見せてくれ。」
「はっ、休憩終わりだ。誠様に訓練を見てもらうぞ、急げー」
訓練が始まった500人で一組となり行軍の仕方、歩兵の連携、少数での動き方、どれもかなりのレベルになっている。ただ騎馬が100しかないのが痛いな。訓練中に指揮がかなり上手な兵隊長がいた。気になるな、楯が気付かないとは。
「ちょっといいかな」
君主に呼び止められ緊張している黒色のロングヘアーの女の子
「はっはい、ななな何でしょうか」
「君どこかの軍に居たことある?」
「いえ、元服して初めての兵役です。(間諜と間違えられて殺されるのかな…泣)」
「(あそこまで兵を使うのが上手いのに初だと!?)君の名前は?」
「はっはい~姓は郝、名は昭です。」
まさかあの名将だったとは、な「郝昭、君を将へ格上げする。」諸葛亮をも撤退させるような名将だからかなり戦力があがったな
「へ…将にですか!?ありがとうございます!?私の真名は紅花ですよろしくお願いします。」
後日
顔良が1万5千の歩兵と3千の騎兵で北海に向かって行った。
それに続くように誠の兵は先陣張郃に4千 後方に4千の本陣
「孔融は篭城見たいですね~」
「そうね顔良の部隊に張郃の部隊がいるからしょうがないか」
キィー
「伝令します!!城門から敵兵が出て来ました!!数はおよそ1500の騎兵、旗には「太」の文字このまま行けば張郃殿の部隊にぶつかります。」伝令兵が報告をしに来た。
やっぱり太史慈がいるか…何故少数でそんなところに?
「水晶、菊華、伏兵の可能性がある。兵が隠れられるところを探ってくれ。鏡、顔良の部隊へ進軍を遅らせるように言ってくれ。銀、楯に止まるように伝令を頼む。」
「銀の書いた地図を見ても実際見てみても隠れられそうな場所は無いわ、ただ「大きく迂回して来ると~夜に丁度私たちの背後に来るような道があるです~」もう!後方に気をつけた方がいいわね。」
「数はどのくらい出したと思う?」
「大きく見積もって3000前方に1500残り2000程しか城に居ないわね」
「どうしますか~このまま行っても勝てると思いますが?」
「味方の被害を考えれば後方の部隊は蹴散らさないとな、紅花を呼んで来てくれ菊華」
陳羣、呂凱、郝昭、わかる人いるのかな?作者の好きな人物です。わかる人がいてくれたら嬉しいです。感想かなにかに反応してほしいですねwwどのくらいの人が知っているのか知らない人は調べてみると良いかもです。
出てきてほしい実力のある武将軍師文官教えてください。物語に出す人物が出てきませんww助けてくださいww