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メリーゴーラウンド

あれが恋だったかもしれない

作者: 杉孝子


あなたと逢ってから全てが変わってしまった


今までは自分中心の世界だった


私の瞳に映る君の笑顔


優しく語り掛ける言葉に


あの時、新しい世界に踏み込んだ気がした


あれが恋なのだろうか


騒めく胸にいつも苦しんだ


何人かで遊びにも行ったり


プライベートを話したりもした


それでももう一歩が踏み出せなかった


あれが恋だったのだろうか


あなたの事を想いながら


あなたに気に入られるようとする


あなたをいつも見ていた


近くから遠くから


でも本当の気持ちを伝えられなかった


抱き締めることも


口づけを交わし合うことも無いまま


人生の別れが訪れてしまった


あれが恋だったかもしれない


叶わないことを知りながら


今もあなたのことが忘れられない


何も残らない恋だからこそ


いつまでも想い続けてしまう


あの時、『いい人』のままで終わらなければ


あなたに嫌われても気持ちを伝えていたら


忘れられたかもしれないのに


すべてを過去に追いやることもできたのに


お読み下さりありがとうございました。

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