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アジャンタの村

ガブイン火山の麓の村はアジャンタという名前らしい。


以前はこんな村はなかったのだが、火山に入って迷子になったり、モンスターに襲われて行方不明になったりする事故が多発したため、火山への出入りはここで管理するようになったとのこと。


俺達も早速火山へ入るために村に入ると、やたら冒険者の数が多い。


やはりドラゴン出現の噂が広まっていて、討伐して名をあげようとする者が多いのだろう。


だが今回は俺達の獲物だ、邪魔はしないでほしいけど・・・。


受付はかなりの冒険者で盛り上がっている。


そばには回復薬や耐火ローブなどのアイテムを売ってる露店もたくさんある。


だが俺達は既に用意はしているので特に用もない。


受付で並んでいると、後ろからガラの悪いパーティーがやってきた。


「おいおい!片腕しかない奴がこんなところで何やってんだ?どうせそんなんじゃ戦えないんだから田舎にでも帰んな」


「見ろよ!エルフに騎士様までいるぜ?

こんな奴らとつるむより、俺達と組もうぜ〜?」


一人はトサカ頭の男で、もう一人はスキンヘッドの男だった。


何でこんな馬鹿はどこにでもいるんだろうか?


どう追い払おうかと考えていると・・・


ドン!・・・という銃声と共に、男のトサカに穴が空いていた。


「それ以上しゃべったら次は頭をぶち抜くわよ?」


ミーシャが腰のハンドガンで頭を撃ち抜いて威嚇したようだ。


身の危険を感じた男達はその場でへたり込み、「申し訳ありませんでしたー!」と泣きながら消えていった。


「もう!あんな奴ら見たくもない!」

「同感、火魔法で燃やしちゃおうかと思った」

「峰打ちで気絶させて衛兵に突き出してもよかったですね」


ウチの女性陣たちは強いね〜関心関心。


それはそうと、列に並んでいた冒険者達は今の威嚇にビビって道を開けていた。


「あの〜・・・何してるんですか?」


その場にいた冒険者達は一斉に「お先にどうぞー!」と言って順番を譲ってくれた。


どうやらさっきの威嚇が効いたらしい。


別に皆さんは関係ないから気にしなくてもよかったんだけどね・・・。


そんなことを思いながらも、受付に向かった俺達。


「いきなり目立ったことしてくれますね?

まあ、あいつらにはうんざりしてましたからいい薬でしょう」


受付にいた女性は頭に角が生えた魔族であった。


肌も褐色で、周りのオーラも少し暗い感じだ。


「お騒がせしてすみません。

実はエルグランド王国のハインツ国王からドラゴン討伐の依頼を受けてきました」


「国王様だって・・・?」


「私はエルグランド王国騎士隊長のセレナと申す。

この人達は正式な依頼を受けてここに来たことは私が証明する。

こちらがその依頼書だ」


セレナは腰の袋から一枚の紙を取り出して、受付に渡していた。


いつ用意したんだろうか?


「・・・間違いなく国王様からの直々の依頼だね。

それならここから先の青いテントにいる男に話しかけな。

ドラゴンに関する情報や休憩場所の手配などをしてくれるよ」


「ありがとうございます」


受付を後にした俺達は、紹介された青いテントに向かった。


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