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ギルドへの救援

次の日、俺達はすぐにギルドに向かった。


「すみません、ちょっと話があるんですが」


「どうされましたか?」


「実は・・・」


俺達は例の殺人事件とこの町が狙われていることを伝えた。


「にわかには信じがたい話ですね・・・あ、ごめんなさい、突然すぎて現実味がなくて・・・」


「私が保証します。

私はエルグランド王国の騎士隊長、セレナと申します。

彼らの言ってることは本当なのです!」


ギルド内からは騎士隊長が現れたことでちょっとした騒ぎになっていた。


「どうしましょう・・・もう私の対応できる範囲を変えてしまってます」


受付の子も困っていると・・・


「俺が話を聞こう」


奥から体の大きい男が現れた。


顔には深い傷があり、体中にも傷がたくさんある。


「ギルドマスター!よろしいのですか?」


「少なくとも、騎士隊長が一緒なら信用はできる。

後は任せておけ」


俺達はギルドマスターに連れられて奥の部屋に入っていった。


「俺の名はジングォだ。

あんた達の話は聞かせてもらっていた。

5万の大群とは・・・なんてことだ」


ジングォはあまりに非現実的な数に項垂れていた。


「このタイミングを狙ってきたのは、恐らくドラゴン出現による町を訪れる人達を襲うためでしょう。

ジングォさんにはできる限りの冒険者を集めてほしいんです」


「冒険者を?集めてどうするのだ?」


「町の人達を守ってください。

5万の大軍は俺達でなんとかします」


「何を言っている!?5万だぞ!?

あんた達でも無理だ!」


「大丈夫です、作戦はあります。

そのために頼みたいことがあるんです」


「頼みたいこと?」


「俺と俊也の二人で行くので、この三人を預かって欲しいのです」


「「「ええ!?」」」


三人は急なことで驚いていた。


「なんで!?私達もいくからね!」


「ここで待たされるってどういうこと?」


「私って信用ないんですか!?」


さすがに三人も黙ってはいない。


「すまないみんな・・・今回の作戦はかなり危険なんだ。

もしかしたらみんなを巻き込んでしまうかもしれない」


「巻き込むって・・・」


「全て倒すために大規模な力を使う。

みんなを守るためにね」


「・・・・」


みんなは何も言わなくなってしまった。


「必ず帰ってくるから。

ここで終わるつもりもないしね」


「任せな。

這ってでも帰るからな」


俺と俊也は部屋から出て行った。


「なあ、どうやって5万の大群を倒すんだ?

俺とお前だけでいけるのか?」


「いけるさ。

強力すぎて封印していたあの魔法があるだろ?」


「あれか!確かに行けそうだが、この町まで吹っ飛ぶ可能性があるぞ?」


「ああ、だから大群を別のところに連れて行く。

それこそ誰にも影響のないところにね」


俺と俊也は町から出ると、大きな魔法陣を展開した。


「いくぞ、奴らだけを転移させて俺達も移動する。

抜かるなよ?」


「誰に言ってんだ?お前こそ油断すんなよ?」


魔法陣が発動し、二人の姿は消えた。


そして同時期に、教会の下にいた軍勢も跡形もなく消えていた。


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