5万の暗殺者
俺は急いでキャンプの場所まで戻った。
どうやら俊也がすぐ結界を張ったので何事もなかった。
「みんな!まずいことになった」
俺はみんなを集めてギルドに向かった後のことを伝えた。
「おいおい、もしそれが本当ならこの町はやばいんじゃないか!?」
「5万なんて聞いたことない・・・本当なの?」
「本当かは分からないが、もし本当だったら相当やばいことになる。
調べる必要があるが、奴らが行動を開始しているから時間がない」
「どうする?さすがにその数はきついかも」
敵の数を聞いて弱気になってしまってる。
「皆さんなら大丈夫ですよ!
私もお手伝いしますから!」
セレナがみんなを鼓舞してくれる。
こういう時にいてくれると助かるな。
「そうだな、弱気になってる場合ではない。
奴らの思い通りにさせてたまるか」
今回は本当に時間がない。
こうなったら・・・
「ギルドに報告して協力者を集めよう。
さすがにこの数は俺達でもギリギリかもしれん」
「でも信用してくれるかしら?
来たばかりの私達の言葉を信じてくれる人はどれくらいいるかしら?」
「それは・・・」
ミーシャの言う通りだ、どうしたものか。
「そこは私の出番ですね!」
セレナが名乗りを上げた。
「セレナ?どうするんだ?」
「私はエルグランド王国の騎士隊長です。
この町にも何度も来ていますから町の人達からも信頼されていますし、私が頼めば集まるはずです」
「それは助かる!
早速ギルドに行って町の人に知らせてもらおう。
そして人を集めて奴らに対抗するんだ」
「でももう夜になるぞ。
ギルドは夜になったら閉まるから、今から行っても間に合わないだろう」
【テレポート】ですぐに行けるが、もう時間もない。
一晩だけでも守れる方法があるとすれば・・・
「みんな!この間リアがやった町の人全員にバリアを張るぞ!
今回は俺と俊也も協力するから以前よりかは楽なはずだ」
「そんなことができるの!?」
セレナはあまりの規模に驚いていた。
「ああ、できるさ。
じゃあすぐに準備をしよう。
セレナとミーシャは周りの警戒を頼む」
「わかったわ」「任せて!」
二人が警戒してくれてる間に俺達三人は魔法陣を描く。
「リア、今回は俺と俊也の魔力を使う。
だからリアは少しの魔力で大丈夫だ」
「うん、わかった」
準備が整ったので、すぐに魔法陣を起動させた。
「・・・これで被害は出ないだろう。
だが今回のはあまり長くは持たない。
効果が切れる前に終わらせたいな」
「じゃあ明日が勝負だな。
こちらも出来る限りの対処をしよう」
その日は休んだ。
明日は忙しくなる・・・




