神殺し
和也と俊也は街での武器調達を終えて先に宿屋に戻ってきた。
ドワーフの武器屋から貰った武器の鑑定を行うためだ。
「攻撃力は以前使ってた武器とほとんど変わらないな。
しかも付与できる枠も相当あるようだ」
武器にはそれぞれエンチャントできる枠が決まっている。
以前使ってたロングソードは5個が限界だった。
「この大剣なら20個はいけそうだ。
明らかに性能が違いすぎる」
「こっちの斧もそれくらいだな。
何を付けるかね〜」
「まずは攻撃力と耐久力は必須だな。
それに・・・前のキメラ戦でまだまだ実力不足も感じたから、もっと強力なものにしよう」
「そうだな。
後は経験も大事だから修行も必要だな」
この先どんな敵が出てくるかわからない。
いくらステータスが高くても元々の経験がなければうまく活用できない。
「武器へのエンチャントが終わったら修行だな。
素振りや体力作りを始めよう」
まずは基礎を固める方が大事だ。
そのために大剣に思う能力を付与していくと、急に大剣が光出した。
「うお!?なんだ?」
少しの間、大剣が光ったと思ったら、形状が変化して赤い大剣へと変わっていた。
「これは・・・武器の進化か?」
明らかに貰った時の大剣と違いすぎる。
試しに鑑定してみると・・・
[ゴッドブレイカー 神殺しの剣]
やっちまったー!
なんだよ神殺しって!物騒極まりないぞ!
「とんでもない武器になってしまった・・・まあ、見た目だけだとわからないと思うからいいか」
やばそうな武器が出てきたが、今はこの武器を使っていこう。
「としはどうだ?」
「俺のもなんか変わっちまった・・・なんじゃこりゃ?」
俊也の武器も変化していて[ガイアグリーヴァー]になっていた。
「お前のもかよ。
まあ、これを使っていくか」
「そうだな。
かなり強力そうだ」
もはや国宝級レベルの武器が手に入ってしまったが、これもありか。
とりあえず武器のエンチャントも終わったし、明日からは修行と情報収集の再開だな。
俺達はミーシャとリアが帰ってくるまで待っていた。




